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Fragment #8 – Fragment の emotion 表現
✅ 概要
ユーザーが選択する項目から感情を推測し、適したコンテンツを提供する仕組みを作ろうと思いました。
なぜ "emotion" に着目したのか
Fragment は「疲れて動けない人に癒しを届ける」というコンセプトのもと設計されています。
疲労や虚無感、焦りのような状態は言語化しづらく、従来の ToDo アプリや記録アプリでは捉えきれない感覚です。
その“心の重さ”に静かに寄り添える方法として、Fragment では emotion(感情)の状態を視覚的・動的に表現することに注力しています。
表現している感情のパターン例
- 疲労・放心:何もしたくない、ただ静かにしたい状態
- 安堵・落ち着き:記録後などに訪れるわずかな回復
- 虚無感:何も感じない、感じたくない、という気持ち
- 小さな回復:安心できる空気に包まれたような感覚
📖 実装上の工夫
- 色のトーンと変化:emotion に応じて画面の背景色や波紋の色味を変化させています
- 動きの粒度:波紋の広がり方やアニメーションの速度で、感情の波を表現
- 安心感の設計:UI の反応に余白を持たせ、「すぐに何かが起こらない」ことが安心感につながるように
- 遷移に“間”を持たせる:画面遷移時に一瞬の余白やフェードを入れることで、心の切り替えを静かに促す
📝 今後の展望
- 完了画面での“呼吸する”ようなアニメーション(膨らむ・縮む動き)
- 小さな粒子が浮かぶような浮遊感
- 音との連動(深い和音、風の音など)
- コンテンツの拡張
- 外部コンテンツとの連動(YouTube, Spotify...etc)
- Fragment #9 – emotion に基づく音楽・映像コンテンツの提案
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