わい「オレオレ証明書がダメなのは分かったわ」
親父「良かった」
わい「けど、正当な認証局から証明書を得てても、更新漏れで失効してたり、規約違反で停止されてる事もあるやんか」
親父「運転免許証とか営業許可証にも、有効期限や適用範囲というのがあるからな」
わい「そういう不正な証明書はどう検知すればいいんや?」
親父「それは、『PKI』によって担保されるんや」
PKI(Public Key Infrastructure、公開鍵基盤、公開鍵暗号基盤)
細かい説明については、以下を参照の事。
- https://www.jipdec.or.jp/project/research/why-e-signature/public-key-infrastructure.html
- https://ja.wikipedia.org/wiki/公開鍵基盤
公開鍵基盤上には「CRL(Certificate Revocation List)」という証明者失効リストが存在し、以下に該当するものが列挙されている。
- 有効期限内であるにも関わらず、以下のような事由により、失効ないし停止した電子証明書のシリアル番号
- 秘密鍵の漏えい
- 秘密鍵の紛失
- 文書偽造
- 証明書の被発行者の規則違反 など
PKIに準拠していない場合、ブラウザは「この接続ではプライバシーが保護されません」などの警告を表示する。Google Chromeの場合は以下の通り。