Chapter 07

”オレオレ証明書”や”不正な証明書”を検知する方法は?

たなかなた
たなかなた
2022.12.08に更新

わい「オレオレ証明書がダメなのは分かったわ」
親父「良かった」
わい「けど、正当な認証局から証明書を得てても、更新漏れで失効してたり、規約違反で停止されてる事もあるやんか」
親父「運転免許証とか営業許可証にも、有効期限や適用範囲というのがあるからな」
わい「そういう不正な証明書はどう検知すればいいんや?」
親父「それは、『PKI』によって担保されるんや」


PKI(Public Key Infrastructure、公開鍵基盤、公開鍵暗号基盤)

細かい説明については、以下を参照の事。

公開鍵基盤上には「CRL(Certificate Revocation List)」という証明者失効リストが存在し、以下に該当するものが列挙されている。

  • 有効期限内であるにも関わらず、以下のような事由により、失効ないし停止した電子証明書のシリアル番号
    • 秘密鍵の漏えい
    • 秘密鍵の紛失
    • 文書偽造
    • 証明書の被発行者の規則違反 など

PKIに準拠していない場合、ブラウザは「この接続ではプライバシーが保護されません」などの警告を表示する。Google Chromeの場合は以下の通り。