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Git 操作を少しだけ楽にする Git Aliases を紹介してみる
Git コマンドにはエイリアスを設定することができます。
まずは実際のエイリアス定義を見てみましょう。
※ エイリアス: 別名のこと
~/.gitconfig
[alias]
ci = commit // git commit の代わりに git ci でコミットできるようになる
cim = commit -m // git cim 'message' でメッセージ付きコミットができるようになる
Git の設定ファイルに “[alias]” を記述することで、その配下にエイリアスを定義できます。
“=” の前がエイリアス、後ろが元の Git コマンドです。
[alias]
<エイリアス> = <元の Git コマンド>
記述箇所とスコープ
Git の設定ファイルは 3 段階に分かれており、それぞれ影響範囲が異なります。
自身の要望を考慮しつつ、記述する設定ファイルを選択するのが良いと思います。
-
(対象のリポジトリ)/.git/config
- 対象のリポジトリに設定を適用
-
~/.gitconfig
- ユーザー全体に設定を適用
-
/usr/local/git/etc/gitconfig
- システム全体に設定を適用
もし競合した場合は、影響範囲の小さい記述が優先されます。
リポジトリの設定 > ユーザーの設定 > システムの設定
Git Aliases 記述例
参考までに、自分は以下のようなエイリアスを設定しています。
[alias]
co = checkout
cob = checkout -b
br = branch
ci = commit
cim = commit -m
ciam = commit --amend
ciamm = commit --amend -m
ciamne = commit --amend --no-edit
st = status
ad = add
adA = add -A
di = diff
dica = diff --cached
dino = diff --name-only
dish = diff --shortstat
lo = log
loo = log --oneline
loog = log --oneline --graph
sta = stash
staa = stash apply
stad = stash drop
stal = stash list
stau = stash save -u
ro = restore
rost = restore --staged
まとめ
今回は Git Aliases についてまとめてみました。
みなさんはどんなエイリアスを設定していますか? よければぜひコメントで教えて下さい!
内容に間違いがあれば、コメントでご指摘いただけると嬉しいです。
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