AI コーディングツールの Cody を使ってみての感想
Web developer の筆者が、AI コードアシスタントの Cody
を使っているんですが、その感想とかを書いてみようと思います。
🤖 Cody とは?
この記事は、今回投稿する際に調べてはじめて知った状態ですが、改めて説明するところがほとんどないですね・・・
Cody に決めた理由
一言で言えば料金の安さです。😁 月額$9 無料プランもあります。
調べていた当時では、GitHub Copilot
もまだ有料のみでそれなりの料金もしたと思います。
後は、AI の学習にソースコードとかは使わないように明記されていたからです。
🙆♀️ よかったところ
ソースコード以外の質問も普通にできる
リポジトリ構造のソースコードとは全く関係ない質問も知っていれば答えてくれます。
SQL、ライブラリの使用方法、README の修正依頼 etc...
この辺は他のサービスも同じだと思いますが
リポジトリ構造を理解できる
リポジトリの構造を理解した上でコードの提案をしてくれます。既存のリポジトリの場合は、自分が気づいていないユーティリティ関数とかも見つけられる事もあります。
テストデータの生成とか、面倒くさい作業も一瞬でやってくれる
これも Cody
に限った事じゃないですが、今まで DB のテストデータとか考えていた時間はかなり短縮できていると思います。
Cousor みたいにエディタ一体じゃなく、VS Code の拡張機能で使える
Cousor
を紹介している人は割と多いんですが、エディタに組み込まれているのが嫌で、拡張機能を追加して使える Cody
の方がよかったです。
🙎♀️ 気になったところ
VPN 接続したままだと Cody の通信はできない
筆者は仕事中はほとんど VPN に繋ぎっぱなしです。Cody は VPN 越しだと通信できませんでした。ただ、VPN アプリ等で通信を除外するアプリを登録できるならば、VS Code を除外アプリにすれば繋がると思います。筆者はこれで対応して使用しています。
ちょくちょく存在しない関数やプロパティをさもあるかのように提案してくる
これは未だにありますね。他のサービスでもあるんじゃないでしょうか。
現状はその都度指摘してやるしかないでしょうか。
日本語で質問しても英語で回答されることはよくある
まぁこれも仕方ないかもしれないですけど。
チャット履歴が端末単位で保存される
アカウントに全て紐付いているのかと思っていたのですが、別の PC に拡張機能入れてログインしたらチャット履歴が何も表示されなかったです。
因みに筆者の Linux(Ubuntu)では、
~/.config/Code/User/globalStorage/sourcegraph.cody-ai/symf/indexroot/home/[ユーザ名]
配下に保存されていました。
ユーザの使用状況とかを表す Telemetry data やチャット履歴のアップロード設定は Enterprise プランでないと制御できなさそう
あまり気にする人はいないかもしれないですが、コード補完を何回やったとか、チャットの使用頻度とかの情報を送信しているみたいです。
✉️ サポートとのやりとり
有料で使い始めた頃に、サポートとメールでやり取りしたことがあります。
チャットに質問を入力してもエラーが出て Cody
の回答がもらえないのでメールで問い合わせました。
先に結果からお伝えすると、自分のアカウントをブロックするようになっていたそうです。
最初は無料で使いはじめて、Pro プランに切り替えたんですが、おそらく無料の際に回数使い切ってブロックされたのかもしれないです。
ブロックを解除してもらってチャットも回答が表示されるようになりました。メールは一応全部英語でやりとりしまして、何となく海外のサービスは対応にかなり時間がかかるんじゃないかと思っていたんですが、2、3日で使えるようになったので、意外と対応も早かったと思います。
後、筆者が詳しいわけではないんですが、メールの文章があまり堅苦しい感じじゃない気がしました。日本のような言い回しが大変な文章ではない印象でした。
まとめ
まだまだ、Cody
とチャットのやりとりで少し喧嘩になることもありますが、AI を使ったコーディングでかなり実装スピードは上がっているので、AI なしのコーディングは考えられないと思います。
今後も Cody
を使い続けると思います。
さいごに...
Cody
に自分の紹介をしてと言った時の回答を載せておきます。
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