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JVM素敵ですやん

2023/04/19に公開

記事の概要

  • Javaのバージョンの最新事情がわかるようになる
  • Java SEとJava EEの違いがわかるようになる
  • JDKについてわかるようになる
  • JVMについてわかるようになる

どなた向け?

  • Javaをこれから開発してみたいと思い軽く調べたがいろんな英語の略が並んでて意味不明となった方

Javaのバージョンについて

Javaの最新バージョンは何?(2023/04/17時点)

Javaの最新バージョンは2023年3月リリースされたJava SE 20となります。

Java SEとJava EEの違いって?

Java SEは、Standard Edition⁠の略で、Java EEは、Enterprise Editionの略となります。
SEはJavaの標準的な機能を備えており、EEはSEの機能に追加で機能が入ってます。
追加で入っている機能は、大規模WEBアプリケーション開発が作りやすくなる機能となります。
この記事でのJavaはJava SEを指しています。
学習でとりあえずやってみるか、みたいな感じだと標準的な機能のみが入っているJava SEを選択する方がわかりやすいのかなと思います。
ちなみにJava EEは名前が変わり、現在はJakarta EEとなっています。
なぜ変わったのかというと、元々はOracleが管理していましたが、eclipse foundationという団体に移管され、そのタイミングでJakarta EEとなりました。

Javaのサポート期間について

Javaは半年毎に新しいバージョンがリリースされることになっています。
またサポート期間も次のバージョンが出るまでとなっているため、半年でサポートが終了してしまいます。
それだとJavaで作ったアプリケーションを半年毎にバージョンアップしていかなくてはならず、大変です。
そのため、3年おきにサポート期間を長くしますよ!というバージョンをリリースしてくれます。
そのバージョンを使えば、数年間はバージョンアップせずともサポート期間である状態と言えます。
サポート長くするよ!というバージョンをLTS(LongTermSupport)と言います。
最新のLTSはJava17で2021年9月にリリースされてます。
次のLTSはJava21となる予定で、おそらく半年後です。
元々は3年おきだったのが今回から2年おきに変更となったようです。
学習のためだったら最新バージョンを選択するのが良いと思います。

JDKについて

JDK(Java Development Kit)はJavaに必要の開発に必要な要素が詰まっている開発キットです。
コンパイラ、標準ライブラリ、JVMなどが入ってます。
Javaのプログラムを書いて実行したい場合は、まずこのJDKをダウンロードしてインストールするところからがスタートです。

JDK自体は誰が開発している?

OpenJDKというものがあり、これをいろんな企業や個人開発者が開発しています。
このOpenJDKを元にして、OracleやAmazonが我々のPCにインストールできるようにJDKを作ってくれています。

JVMについて

JVM(Java Visual Machine)とはJavaを動かすための仮想マシーンです。
JDKの中に入ってます。
JavaはJVM上で動くようになっています。
そしてJVMはあらゆるOSの上の動くようになっています。
JVMがいることで、JavaはどのOSでも動くことができます。
これは元々Javaが、どのハードウェアでも同じようにソフトウェアの開発ができるように、という理念に基づいているためです。
先人達の素敵な発想が現在でも受け継がれているのが素晴らしいですね。
鳥肌です。
ちなみに、ScalaやKotlinもJVM上で動きます。
JVMありがとう。

参考元URL:
https://gihyo.jp/article/2022/07/java2022-0701#:~:text=誕生から27年目を迎えたJava,-プログラミング言語の&text=本稿執筆時点(2022年,日とされています。
https://eng-entrance.com/java-history

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