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Kali Linuxでfirmware-b43-installerのエラーが出たときの対策
※ 本記事は技術ブログサービス Qrunch(クランチ)にて投稿していた記事をそのまま持ってきております。
背景
ここ最近(4月入ったあたりから)、Kali Linuxでapt upgrade
を実行すると、エラーが発生し始めた。
個別にapt install
で導入しようとしても、apt
にはないと返される。
何者かを調べる
Google先生に依頼して検索したところ、どうやらワイヤレスネットワークカードのドライバとのこと。
しかし、当環境はVirtualBox上で展開している仮想環境。
ネットワークが不通ということもない(不通なら、apt
の時点でネットワークエラーが出るはずである)。
対策
Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)
のエラーメッセージで再度調査し直した結果、次のことがわかった。
-
dpkg
エラーの詳細を知るには、dpkg --audit
コマンドを実行する必要がある。
-
dpkg --configure <package>
実行後に、再度apt update
とapt upgrade
を実行するものの変わらず。 -
dselect
も変わらず。
-
さらに調べた結果、既存に存在しているファイルが悪さしているとのことを突き止める。
次の一覧で出力されるパッケージを削除する。
その後、apt update
とapt upgrade
を実行すると、正常に完了した。
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