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macOS Catalina でVirtualBoxを導入する際にハマったこと

2020/09/30に公開

※ 本記事は技術ブログサービス Qrunch(クランチ)にて投稿していた記事をそのまま持ってきております。


現象

macOS Catalinaへアップデートした後に、VirtualBoxをインストールしようとしたら、次のエラーが出てインストールできませんでした。
(基本homebrewでインストールしているので、比較のためにdmgファイルから試しましたが、結果は変わらず)。

環境は次のとおりでした。

  • OS:macOS Catalina v10.15.2
  • PC:MacBook Pro (13-inch, 2018)
  • VirtualBox:v6.1.2

調べていくと、どうやらmacOSのセキュリティ設定でブロックされているとのこと。
なので、設定を修正してVirtualBoxのインストールを許可させる必要がありました。

手順

  1. 1度Macの電源を落とし、電源をオンにしたら「command + R」を押し続けます。

  2. みんな大好きリンゴマークがでるまで押し続けます。

  3. Macのリカバリーモードで起動するので、アカウントにログインします。

  4. 画面上部のツールバーから「ユーティリティ」を選択し、「ターミナル」を選択します。

  5. ターミナルが起動したら、次のコマンドを入力します。

    spctl kext-consent add VB5E2TV963
    
    • VB5E2TV963はOracleのDeveloper IDになります。
      • kext-consentに登録することで、「このDeveloper IDで発行されているアプリケーションは信頼する」とmacOSに認識させます。
  6. もう1度Macの電源を落とし、電源をオンにします。

  7. 正常にインストールできます。やったね!

余談

この記事にまとめている際に、設定探していたら見つけました。
「セキュリティとプライバシー」の「一般」タブにある、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」でブロックされていました。

わざわざリカバリーモードにしなくてもよかったのです…。勉強になりました。

参考

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