前向きに話し合いをするためのグランドルール
「グランドルール」とは、参加者全員が守るべき基本的なルールや原則のことです。
仕事においては、ミーティングやふりかえり、1on1や報告・連絡・相談の場面などで適用されます。
仕事には問題がつきものです。
グランドルールで共通の認識を持たずに話し合いをすると、親切心が相手に伝わりにくくなってしまったり、適切な問題解決ができなくなるかもしれません。
今回は個人的に作っているグランドルールを共有します。
そのまま使ってもらったり、自分(たち)なりに作ってみてください。
- 「あいづち」「姿勢」「感想」などで、しっかりと話を聞いていることを示そう
- 「失敗」や「問題」を歓迎しよう
- 「誰かの責任」ではなく、「私たちで」問題を解決しよう
- 「相手の意見」をしっかりと聞いて、「否定せずに」受け入れよう
- 「どれくらい賛成しているか」から伝えて、「安心感」と「話を進める材料」を渡そう
- 「違和感」や「疑問」をもったらすぐに伝えよう
- 「自分にとっての当たり前」も、みんなに共有しよう
- ひとりで話しすぎず、ときには「質問」してみよう
- 「自分が今できること」から考えよう
1. 「あいづち」「姿勢」「感想」などで、しっかりと話を聞いていることを示そう
自分が意図していないことで相手を不安にさせていることって、日常的に起こっていると思います。
だからこそ、ちょっと大げさに反応を示すくらいがちょうどいいのかもしれません。
- あいづち:「うんうん」「なるほど」「たしかに」
- 姿勢:相手の目を見て、相手の方を向いて、前のめりで
- 感想:「〜だったんですね」「〜だと思いました」「それは大変ですよね」
2. 「失敗」や「問題」を歓迎しよう
「あれもこれもできてない」「自分はダメだ」なんて考えだすとシンドイので、「伸びしろ」と考えましょう。「次はどうするか」に目を向けたほうが建設的だし気が楽です。
それに「失敗した原因」は「成功した理由」よりも意外と役に立ちます。
3. 「誰かの責任」ではなく、「私たちで」問題を解決しよう
「誰かの責任を追求したい人」はきっとその場にはいないはず。
「現状を棚上げ」してみて、「どうなっているとよさそうかな?」「具体的にどうしていこうか?」とみんなで考えることで、前向きにいい仕事をやっていきましょう。
4. 「相手の意見」をしっかりと聞いて、「否定せずに」受け入れよう
いきなり否定されても嬉しい人はいないはず。少なくとも、否定されて気持ちのいい人は少ないと思います。
お互いの意見をテーブルに置いていくことが大切です。具体的にどうするかは出揃ってから考えましょう。
5. 「どれくらい賛成しているか」から伝えて、「安心感」と「話を進める材料」を渡そう
意見を言ったのに反応がないと、スルーされた感じがして、ちょっと悲しくなることもありますよね。
「めっちゃいいと思います」「全体的にいいと思いましたが、ここだけもうちょっと詳しく聞いていいですか?」のように言ってもらえると、具体的な話がポジティブにしやすくなると思います。
6. 「違和感」や「疑問」をもったらすぐに伝えよう
違和感や疑問は考えているからこそ出てくるものだと思います。
あなたの考える全てが超重要ではないかもしれませんが、少なくとも共有するだけの価値があります。
そして「違和感」と「疑問」は早く伝えるとポジティブに、後で伝えるとネガティブに変化する傾向があります。タイミングを逃さず、なるべくその場で伝えましょう。
7. 「自分にとっての当たり前」も、みんなに共有しよう
自分にとって「当たり前」「普通」なことが、相手にとっては違うなんてことは日常的に起こります。
最初に認識があっていないと、ずっとモヤモヤしたまま動くことになってしまうかもしれませんし、相手も「なんでこう動いてくれないんだろう?」と思っているかもしれません。
「念のため」の確認でモヤモヤが防げるなら安いものです。
8. ひとりで話しすぎず、ときには「質問」してみよう
主観的になりすぎてモノゴトがうまくいかないときってあると思います。でも、客観的になるってわりと難しいことだとも感じています。
だからこそ、難しいことをしようとせず、相手に質問をすることで、客観的で自分にとって新鮮な意見をもらいましょう。
9. 「自分が今できること」から考えよう
大きな問題にはたくさんの小さな問題が積み重なっているものです。
他者や状況を完全にコントロールすることはできないので、一発逆転を狙わずに、「自分ができる範囲」で変えていきましょう。
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