Mac のキーボードのように、変換、無変換キーの空打ちで IME の ON/OFF を切り替えるツールを作った話

zenn.dev の記事を書こうとして、半角/全角混じりの長文を書くのに不便だったので、変換、無変換キーで IME の ON/OFF を切り替えられる Windows 用のツールを作ってみました。

こういう目的のために、今までは Google 日本語入力をインストールし、キー設定のカスタマイズを行うことで実現していたのですが、今回たまたま Google 日本語入力の配信サーバーが何らかのトラブルを起こしていたらしく、インストールというかダウンロードが走らなかったため、困っていました。

そこで、昔 alt-ime-ahk[https://github.com/karakaram/alt-ime-ahk] という ALT キーの空打ちで IME の ON/OFF を切り替えられる英語キーボード向けのツールがあったことを思い出し、これを改造して、変換キー、無変換キー、ひらがな/カタカナキーでも切り替えられるようにしたら便利じゃね、ってことで調べてみたら、サクッとできてしまいました。

alt-ime-ahk は AutoHotKey[https://autohotkey.com/download/] という Windows 向けのコンパイルも可能なスクリプトツールで作られていました。中身を見たところ、とても見やすい構造で書かれていましたので、最後に以下を追加しました。

;変換キー
vk1C::
;ひらがな/カタカナキー
vkF2::
    IME_SET(1)
    Return

;無変換キー
vk1D::
    IME_SET(0)
    Return

これで Ahk2Exe を使ってコンパイルすれば、出来上がりです。

とても簡単に実現することができました。