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BunでNext.js動かしてみた!

2023/10/07に公開

Bunとは

Nodeとの互換性の高いJavaScriptとTypeScriptの動作環境。
npm,yarn,pnpmと同等機能もあって、WebpackやViteみたいな機能もあるらしい。
どうやらパフォーマンスがいいらしい。

詳細は記事が以下の記事が詳しいです。
https://zenn.dev/dojineko/articles/bun-1-coming-soon

環境

bun 1.0.4
node 18.18.0

導入

https://bun.sh/

Windowsは非対応だったのでWSLのUbuntuでダウンロード。
RoadMap内にWindows Supportの項目もあったのでそのうち対応するみたい。

$ curl -fsSL https://bun.sh/install | bash
bun was installed successfully to ~/.bun/bin/bun

ダウンロード後に以下を実行してと言われたのでそのまま実行。

$ source /home/<username>/.bashrc

bunコマンドが使えるようになっているので確認。

$ bun -v
1.0.4

触ってみた

Hello Worldしてみる

TypeScriptがそのまま動くらしいので試してみる。

index.tsxを作成。

index.tsx
const server = Bun.serve({
  port: 3000,
  fetch(request) {
    return new Response("Welcome to Bun!");
  },
});

console.log(`Listening on localhost:${server.port}`);

実行。

$ bun index.tsx

動作結果画面。localhost:3000

localhost3000で実行されているのが確認できる。簡単。

Next.jsの環境を作ってみる

https://bun.sh/guides/ecosystem/nextjs

速いと噂なので試してみる。

いつものcreate next-app。
Bunはnpmの機能も兼ねているのでそのまま動く。

インストールと初期化はBunなのでそこでyarnと比較してみる。
(dev serverの実行にはまだNode.jsを使っているらしい)

$ bun create next-app 
Creating a new Next.js app in /home/taltal/wsl-dev/bun-next-example.

Using bun.

Initializing project with template: default

bun install v1.0.4 (745b6b94)

277 packages installed [8.88s]

結果8.88s!速い。

同じ環境で試したyarnだと21.5sだったので体感できるほど速い。

Next.jsの実行

AppRouterの都合上、実行にはNode.jsを使用しているらしいので、run devが2種類ある。
Node.js APIの機能をBun側で"まだ"実装していないからとのこと。
そのうちBunで統一されてコマンドがきれいになるんだろうか・・?

bun --bun run dev
bunの環境で実行できる。

bun --bun run dev
Nodeの環境で実行できる。

他はpackage.jsonのscript通りにbun runで実行できる。

Dockerで使ってみる

試しに動作確認だけしてみる。
必要最低限なDockerfileを作成。
https://hub.docker.com/r/oven/bun
上記のイメージを使用。

Dockerfile
FROM oven/bun:latest AS base

WORKDIR /app

COPY package.json .

COPY bun.lockb .

RUN bun install

COPY . .

EXPOSE 3000

CMD ["bun", "--bun", "run", "dev"]

以下で実行。タグ名は任意で。

$ docker build . -t bun-docker-example
$ docker run -p 3000:3000 -it bun-docker-example 

localhost:3000で動いているか確認。

あとがき

ミスなどあればコメントで指摘いただけると助かります・・!

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