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Tableau パラメータでシートを切り替える (動的ゾーン表示)
概要
動的ゾーン表示(Dynamic Zone Visibility)を使用した、Tableauダッシュボード内のシートを、パラメータで切り替える方法について解説します。
動的ゾーン表示とは、パラメータの値に基づいて、ダッシュボード内のシートを表示したり、非表示にすることができます。
この記事で解説するダッシュボードは、「線グラフ」「棒グラフ」「面グラフ」の3つのシートのうち、パラメータで選択されているシートのみがダッシュボードに表示される。という構造になっております。
作成方法
作成方法について解説します。
シートを作成
まずは「線グラフ」「棒グラフ」「面グラフ」をそれぞれ作成します。
線グラフ
棒グラフ
面グラフ
パラメータを作成
ダッシュボードで切り替えるシートを選択するためのパラメータを作成します。
計算フィールド作成
作成した各シートと、パラメータを紐づけるための計算フィールドを作成します。計算フィールドは各シートごとに作成します。
線グラフ
[シート選択]=1
棒グラフ
[シート選択]=2
面グラフ
[シート選択]=3
ダッシュボードで動的ゾーン表示の設定
ダッシュボードのコンテナの中に各シートを配置します。
線グラフのシートを選択した状態で、値を使用して表示状態を制御する
にチェックを入れ、線グラフ
を選択します。
同じように棒グラフのシートを選択した状態で、値を使用して表示状態を制御する
にチェックを入れ、棒グラフ
を選択します。
最後に面グラフのシートを選択した状態で、値を使用して表示状態を制御する
にチェックを入れ、面グラフ
を選択します
これで完成です。パラメータで選択したシートに切り替えることができます。
サンプルワークブック
Tableau Publicにワークブックを公開しています。こちらからダウンロードしてください😄
参考記事
Discussion