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カケポン: react×laravel10で楽しく続けられるミニマル家計簿アプリを作ってみた

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カケポン: 楽しく続けられるミニマル家計簿アプリを作ってみた

https://kake-pon.com/

家計簿アプリ「カケポン」を一から開発した経験をまとめました。


📱 アプリ全体像

カケポンは、3つの主要画面(ホーム・取引登録・カテゴリ分析)を軸に、日々の家計管理が無理なく続けられるUI設計になっています。

  • ホーム(ダッシュボード)
    月ごとの収支サマリー、日別の取引一覧が一画面で確認可能。シンプルなグラフで支出傾向が直感的にわかります。

  • 取引登録画面
    +ボタンからワンタップで登録開始。金額とカテゴリを選んで即保存できるので、記録が習慣化しやすい設計です。

  • カテゴリ分析画面
    カテゴリ別の支出を円グラフで可視化。どこにお金を使っているかを定期的に振り返ることができ、支出の見直しにも役立ちます。

操作はすべてモバイルファーストで設計しており、片手でサクサク入力・確認ができる軽快な体験を提供しています。


🗄️ DB 設計図

本アプリのデータベースは、「ユーザー」「カテゴリ」「収支の記録」「月別予算」など、家計簿に必要な最小限かつ拡張性のある構成を採用しています。

ユーザーごとのデータ分離により、個人利用に特化

収入・支出のカテゴリを個別に管理し、柔軟な分類が可能

収支記録は日付・カテゴリ・金額・メモ付きで記録でき、集計に最適で、予算管理機能も備えています。

📄 DB設計スプレッドシート


☁️ インフラ構成図

カケポンのインフラは AWS 上に構築されたコンテナベースのモダンな構成を採用しています。

  • フロントエンドは React (Vite) 製の SPA を S3 + CloudFront 上にホスティングし、高速かつセキュアな配信を実現
  • バックエンド API(Laravel) は ECS Fargate にコンテナとしてデプロイ。ロードバランサ経由でリクエストを受け付け
  • MySQL (RDS) はプライベートサブネット内に配置し、外部アクセスを遮断。セキュアなデータ管理を実現
  • Route 53 + ACM により独自ドメイン・SSL 対応を構成
  • CI/CD は GitHub Actions を使い、main ブランチへの push をトリガーに API を自動デプロイ

シンプルながらスケーラビリティとセキュリティを意識した設計で、個人開発でも本番運用に耐える構成を目指しました。


🧭 コンセプト

  • 毎日続けられるミニマルで快適な UI
  • カテゴリ別に支出・収入をスッキリ整理
  • 習慣化支援/共有家計管理/固定費設定などの拡張も見据えた設計

🛠 技術スタック

  • フロントエンド: React (Vite + TypeScript)
  • バックエンド: Laravel 10 (REST API)
  • 認証: Laravel Sanctum(セッション管理)
  • インフラ: AWS (Fargate, ECS, RDS, Route53, ACM, S3, CloudFront)
  • CI/CD: GitHub Actions (main ブランチ push → 自動デプロイ)

⚙️ 実装ポイント

  1. SPA 構成で UX 重視の高速レスポンス
  2. モバイルファースト UI で快適な入力体験
  3. GitHub Actions によるステージング〜本番の自動デプロイ
  4. AWS 上でのドメイン取得/SSL/DB 設計まで一貫構築

📘 詳細設計資料
https://drive.google.com/drive/folders/1PmtkIZxj6BMiNiYzRp1_RseaNJvh7naz?usp=sharing

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