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Mercari AI/LLM Hackthonに参加してみて

2024/10/01に公開

Mercari AI/LLM Hackathonに参加してみて

先日、Mercariが主催する「Mercari AI/LLM Hackathon」に参加してきました。エンジニアとしてこれまでいくつかのハッカソンに参加してきましたが、今回は特に新鮮な体験となりました。その理由や感じたことを共有したいと思います。

ハッカソンの概要

テーマ

「生成AIを活用して『メルカリ』のプロダクトや機能をアップデートせよ」

このテーマのもと、各チームはメルカリのサービスをより良くするためのアイデアを形にすることが求められました。

チーム構成

私たちのチームは以下の5名で構成されていました。

  • エンジニア:3名(フロントエンド1名、バックエンド2名)
  • デザイナー:1名
  • プロンプトデザイナー:1名
  • メンター:1名

取り組んだこと

私はチームのPMとして、スクラム開発を意識して以下の役割を担当しました。

  • アイデアのブレインストーミングと絞り込み
  • アイデアの背景と課題の明確化
  • モックアップのフロントエンドとバックエンドの開発
  • 発表資料の作成
  • チームメンバーへのタスクの割り振り
  • 定期的なチームでの価値観共有

デザイナーの存在の大きさ

これまでのハッカソンではデザイナーと一緒に仕事をする機会がなかったため、今回のデザイナーの存在は非常に新鮮でした。モックアップを作成する際、言葉で共有したアイデアをすぐに具体的なビジュアルに落とし込んでくれるデザイナーさんのスキルには驚かされました。他のチームのエンジニアとも話しましたが、「デザイナーさん、神ですよね!」と全員が賛同していました。もし自分が今後ハッカソンを主催するなら、デザイナーの参加は必須だと強く感じました!!!(開ければおもろいな!!)
以下がうちのチームデザイナーさんが作ってくれた資料用の画面です!!ほんとにメルカリさんが作ったらこんなデザインになりそうって感じがプンプンしてきますよね!!!!??

エンジニアチームのバランス

メルカリさんが意図的にチーム編成を行ったのかはわかりませんが、私たちのチームはフロントエンドとバックエンドのバランスが非常に良かったです。バックエンド2名、フロントエンド1名という構成で、効率的に開発を進めることができました。

プロンプトデザイナーの貢献

AIに強いプロンプトデザイナーがチームにいることで、AI/LLMの最新の活用方法や知見を得ることができました。彼の提案は、私たちのアイデアをより洗練されたものにしてくれました。例えば、試行回数を増やすチェーン方式の精度の向上など。。。

チームの雰囲気

チーム内では意見交換が活発に行われ、お互いを尊重し合う素晴らしい雰囲気でした。メンバー全員が自分の役割を全うし、協力してプロジェクトを進めることができました。(私のまとめる力が良かったからかも?笑)嘘です。私のチームの皆さんが優秀だったからだと思います。

メンターやアドバイザーからのサポート

ごみちゃんさんをはじめとする優秀なアドバイザーから、定期的にアイデアや方向性についてのフィードバックをいただきました。特に、社内外のAI系メンターからは、AIの導入ポイントやその根拠づけなど、具体的なアドバイスをもらえました。Difyを使用する際も、詳しい方から手厚いサポートを受けることができました。

他チームとの交流

懇親会で他のチームの方々とお話しする機会がありましたが、その優秀さに圧倒されました。中には「海外でエンジニアをしてきた帰りです。このハッカソンが締め的な感じで参加しました!」という方もいて、上には上がいるものだと実感しました。

Mercariさんの学生に対する意思

まず、思ったのがたかが学生にこんなにお金を使うかというのが大きかったです。アメニティーの多さといい、懇親会のご飯のおしゃれさはすごいです。最後の懇親会なんて寿司が出てきたら、次はぶりの解体ショーが始まり「えぇ。。?」って感じでした。でも、私の中ではメルカリさんは学生さんにしたいする誠意なのかな??とか思いながら見ていました。

総括

メガベンチャーが主催するハッカソンは、優秀な人材が集まる場であり、その中で刺激的な経験を積むことができました。特に、デザイナーがいることでプロジェクトの質が飛躍的に向上し、エンジニア視点でも非常に楽しいハッカソンとなりました。

今後もこのような機会があれば積極的に参加し、自分自身もさらなる成長を目指したいと思います。


写真は許可は取っていますが、一応プライバシー保護のためモザイクしています!

著者について

このシリーズを執筆しているtakumi0706です。情報を学んでおり、現在はフロントエンドおよびバックエンド開発に注力しています。技術的な挑戦を続ける中で学んだことをアウトプットすることを大切にしています。

これからも技術的な知見を深め、共有していくことを目指していますので、ぜひフォローやフィードバックをお寄せください。



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