Open2
Deventralized Identifiers(DID)の調査
概要
DIDはグローバルに一意な識別子のこと。従来のIDとは違い、中央で管理するものはなく個人や組織が識別子を生成できる。中央管理されている場合は、管理機関が消滅するとIDがなくなるかもしれないし、本人の許可なく情報をばら撒かれてしまうかもしれない。
DIDはURIのようにスキームがある。実態は3つの部分からなる単なる文字列。
# {scheme}:{DID Method}:{DID Method-Specific Identifier}
did:example:asdfasdfasdf
上記のDIDからDID documentを解決することができる。
did document example
{
"@context": [
"https://www.w3.org/ns/did/v1",
"https://w3id.org/security/suites/ed25519-2020/v1"
]
"id": "did:example:123456789abcdefghi",
"authentication": [{
"id": "did:example:123456789abcdefghi#keys-1",
"type": "Ed25519VerificationKey2020",
"controller": "did:example:123456789abcdefghi",
"publicKeyMultibase": "zH3C2AVvLMv6gmMNam3uVAjZpfkcJCwDwnZn6z3wXmqPV"
}]
}
DIDはVerifiable Credentials(VC)のコンポーネントとなっており、設計目標にも影響した。