OpenWrtがインストールされたルータ(GL.iNet製 Beryl AX(GL-MT3000))の設定メモ
これまでやってみたこと
試してみること
ネットワークストレージのセットアップを試してみる。
samba、webDAV、DLNAの違い
馴染みがないので調べてみた。
- samba
UNIX系OSで動作し、WindowsOSとの互換性を備えたサーバーです。WindowsOSにおけるデータ共有の仕組みをLinuxなどのUNIX系OSでも利用したい場合に使われる。
参考:ファイルサーバーの基礎知識
- webDAV
WebDavはWebサーバーからクライアントへのファイル送信で用いられる通信方式『HTTP』を拡張し、Webサーバー内のファイルやディレクトリを直接管理できるようにした仕組み。HTTPでWebの閲覧が可能な環境であれば、WebDavを利用してWebサーバーにアクセスできる。
参考:ファイルサーバーの基礎知識
- DLNA
同一ネットワーク上にあるDLNAに対応しているテレビ、ステレオ機器、ゲーム機等で、本製品に保存された動画・写真・音楽を再生することができる。
参考:DLNAサーバーとは
LANのリモートアクセス
ルーターの設定からLANのリモートアクセスを許可し、TailScaleのコンソールからSubnet routes機能を有効にする。そうすることで、ルーターのネットワークに接続しているが、TailScaleをインストールできないような端末にもリモートアクセスできるようになる(例:IPカメラ)。
手順
設定画面から、「LANのリモートアクセスを許可」をONにする。
そのあと、TailScaleのコンソール画面にアクセスする。
「MACHINE」にルーター名が表示されている項目から、「•••」→ 「Edit route settings」をクリック。
「Subnet routes」のチェックボックスにチェックを入れて、「Save」をクリック。
これで、設定が完了。
動作確認
たとえば、自宅にRTSPで配信できるIPカメラが配置されているとする。
そこで、外部のネットワーク環境で下記の手順を試してみる。
- TaileScaleをインストールしたスマートフォンから、TaileScaleをONにする
- RTSPのアドレスをVLC media playerなどで再生する
- 自宅環境でのRTSPのアドレスで映像が再生可能
ダイナミックDNS
ダイナミックDNSは「変動IPアドレスでも名前解決ができる」という機能こと。
たとえば自宅のインターネット環境が変動IPアドレスであるとき、決まったホスト名でドメイン名前解決ができるということ。
ダイナミックDNSを有効にして、「リモートアクセスを許可する」をオンにすると、外出先から自宅のルーターへリモート接続できるようになる。
※ 外部ネットワークから誰でもアクセスできる可能性があるので、要注意。使わない場合は上記の機能は必ずオフにする
※ 外出先から自宅のルーターへのリモートアクセスはVPNやポート転送・DMZ機能と組み合わせて使う
こちらの説明もわかりやすかった。