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うさぎでもわかる!初音ミク16年の歴史と人気曲TOP30

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うさぎでもわかる!初音ミク16年の歴史と人気曲TOP30

はじめに

みなさんこんにちは!今日はNHK総合の「新プロジェクトX」で特集された「初音ミク誕生秘話」にちなんで、うさぎでも分かる初音ミクの歴史と人気曲TOP30を紹介するぴょん!

2007年に誕生した初音ミクは今や「電子の歌姫」と呼ばれ、世界中で愛されるバーチャルシンガーになったんだよ。その歴史から人気曲、そして最新情報まで、この記事を読めば初音ミクのことがよく分かるようにまとめてみたぴょん。

それでは早速レッツホップ!

初音ミクの誕生と歴史

初音ミクの歴史タイムライン

ヤマハとクリプトンの出会いから生まれたバーチャルシンガー

初音ミクは2007年8月31日に北海道の企業「クリプトン・フューチャー・メディア」から発売されたボーカロイド製品です。声優の藤田咲さんの声をサンプリングして作られた、16歳の少女をイメージしたバーチャルシンガーなのです。

あれ?ボーカロイドって何かわからないうさぎさんもいるかもしれないね。ボーカロイド(VOCALOID)は、ヤマハが開発した歌声合成技術のことで、歌詞とメロディーを入力すると、人間のように歌ってくれるソフトウェアなんだよ。

初音ミクが生まれたきっかけは、クリプトン・フューチャー・メディアの佐々木渉さん(通称:wat)の「もっと使いやすく親しみやすいボーカロイド製品を作りたい」という思いから始まりました。それまでのボーカロイド製品にはあまり魅力的なキャラクターがなかったので、親しみやすいキャラクターと声質で多くの人に使ってもらいたいという考えがあったんだって。

そして初音ミクの「初音」には「一番最初の音」、「ミク」には「未来」という意味が込められているんだよ。うさぎさんにとっても音楽の未来に向けた第一歩という素敵な名前だね!

予想外のブレイク「初音ミク現象」

初音ミクは発売されてすぐに予想を大きく超えるヒット商品となりました。特にニコニコ動画での「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」という楽曲の大ヒットをきっかけに、「初音ミク現象」と呼ばれる社会現象が起こったんです。

たくさんのクリエイターが初音ミクを使った楽曲を次々と投稿し、それに触発されてさらに新しいクリエイターが参入するという創作の連鎖が生まれました。うさぎさんも驚くくらい、音楽だけでなくイラストや3DCG、ゲームなど様々な形で初音ミク作品が作られるようになったんだよ。

広がる初音ミクの世界

初音ミクの人気は国内だけにとどまらず、海外でも大きな注目を集めるようになりました。2009年には初の単独コンサート「ミクフェス」が開催され、3DCGで投影された初音ミクが実際のステージで「歌う」という革新的なライブも評判になりました。

2010年には初音ミクの追加音声ライブラリ「初音ミク・アペンド」がリリースされ、より表現力豊かな歌声が可能になります。さらには2013年からは「初音ミク マジカルミライ」、2014年からは世界ツアー「MIKU EXPO」と大規模なイベントが毎年開催されるようになり、バーチャルシンガーとしての地位を確立していったんだよ。

現在では初音ミクは単なるソフトウェアを超えて、クリエイターの創作活動の場としての文化になっているんだ。うさぎさんとしては、ユーザーが作った楽曲やデザインが商品化されるなど、ファンとともに作り上げていく新しいエンターテイメントの形を作り出したことがすごいと思うぴょん!

初音ミクの人気曲TOP30

初音ミクには本当にたくさんの人気曲があるのですが、ここでは特に人気の高い曲TOP30を紹介するぴょん!これらの曲はニコニコ動画での再生数や各種ランキング調査などを参考にしています。

初音ミク人気曲TOP10

初音ミク人気曲TOP10

特に人気の高いTOP10の曲について詳しく紹介するね!

  1. 「千本桜」 - 黒うさP

    • 2011年発表の楽曲で、和風テイストの疾走感あるメロディが特徴。紅白歌合戦でも歌われた名曲で、初音ミク楽曲の代表作となっています。
  2. 「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」 - ika

    • 初音ミクブームの火付け役となった歴史的な楽曲。初音ミクの名前を世に知らしめた曲として知られています。
  3. 「メルト」 - ryo(supercell)

    • 甘酸っぱい恋心を表現した名曲。この曲がきっかけでryoさんとイラストレーターの119さんが出会い、supercellが誕生しました。
  4. 「ワールドイズマイン」 - ryo(supercell)

    • 「世界の中心は私」というわがままプリンセスの歌。ミクの代表曲として知られ、海外でも高い人気を誇ります。
  5. 「初音ミクの消失」 - cosMo@暴走P

    • 超高速で歌う技術的にも革新的な楽曲。ソフトウェアとしての初音ミクの存在意義や葛藤を表現した作品です。
  6. 「マトリョシカ」 - ハチ(米津玄師)

    • 後にシンガーソングライターとして大ブレイクした米津玄師が「ハチ」名義で発表した中毒性のある名曲。
  7. 「ロミオとシンデレラ」 - doriko

    • 少女の切ない恋心を描いた楽曲。初音ミクの声の魅力を存分に引き出した作品として人気です。
  8. 「深海少女」 - ゆうゆ

    • 美しいメロディと切ないストーリーが魅力の楽曲。透明感のあるミクの声が引き立ちます。
  9. 「恋愛裁判」 - 40mP

    • 恋する女の子の気持ちを「裁判」というモチーフで表現した楽曲。キャッチーなメロディで親しみやすいです。
  10. 「砂の惑星」 - ハチ(米津玄師)

    • 2017年に発表された比較的新しい楽曲ながら高い人気を誇る作品。ミクの新たな可能性を示しました。

人気曲TOP11〜30

  1. 「カゲロウデイズ」 - じん
  2. 「神っぽいな」 - ピノキオピー
  3. 「ブリキノダンス」 - 日向電工
  4. 「ラビットホール」 - DECO*27
  5. 「ゴーストルール」 - DECO*27
  6. 「脳漿炸裂ガール」 - れるりり
  7. 「magnet」 - minato(流星P)
  8. 「愛言葉Ⅳ」 - DECO*27
  9. 「少女レイ」 - みきとP
  10. 「ヒバナ」 - DECO*27
  11. 「命に嫌われている。」 - カンザキイオリ
  12. 「ヴァンパイア」 - DECO*27, Rockwell
  13. 「ハロ/ハワユ」 - ナノウ(ほえほえP)
  14. 「ダーリンダンス」 - かいりきベア
  15. 「幽霊東京」 - Ayase
  16. 「デーモンロード」 - Kanaria
  17. 「からくりピエロ」 - 40mP
  18. 「太陽系デスコ」 - ナユタン星人
  19. 「アンノウン・マザーグース」 - wowaka
  20. 「天ノ弱」 - 164

初音ミクの曲はそれぞれのクリエイター(ボカロP)によって個性が光り、ジャンルも多岐にわたります。うさぎさんにとっても、一つ一つの曲に込められた思いや物語が素敵だと思うぴょん。

初音ミクが音楽シーンに与えた影響

「誰でも作れる音楽」という革命

初音ミクをはじめとするボーカロイドが登場したことで、それまでの音楽シーンに大きな変革がもたらされました。それは「誰でも歌手がいなくても楽曲を作れる」という革命です。

それまでの音楽制作では、作曲家やアレンジャーが曲を作っても、それを歌う歌手が必要でした。しかしボーカロイドの登場により、パソコンとソフトウェアさえあれば、誰でも自分の曲を「歌わせる」ことができるようになったんだよ。うさぎさんでも作れるようになったのはすごいことだね!

クリエイターの新たな表現の場

初音ミクは単なるソフトウェアではなく、クリエイターの表現の場を生み出しました。ニコニコ動画やYouTubeなどの動画プラットフォームを通じて、誰でも自分の作品を発表できるようになり、従来のメジャーデビューという枠組みを超えた新しい音楽シーンが誕生したんです。

特に、ボカロPと呼ばれるボーカロイド楽曲の制作者たちのコミュニティが形成され、そこからさまざまな才能が生まれました。うさぎさんから見ても、お互いの作品に刺激を受けながら高め合う文化は素晴らしいと思うぴょん!

ボカロから羽ばたいたアーティストたち

初音ミクやボーカロイドの文化からは、多くの才能あるアーティストが生まれました。最も代表的な例が米津玄師さんです。彼は「ハチ」というボカロP名義で活動した後、自身のボーカルでの活動を始め、今や日本を代表するアーティストとなりました。

また、YOASOBIのAyaseさんもボカロPとして活動していた経歴を持ち、「夜に駆ける」などの大ヒット曲を生み出しています。他にも、ヨルシカ、Eve、須田景凪など、多くのアーティストがボカロシーンから登場して活躍しているんです。

これは、ボーカロイドが単なる音楽制作ツールではなく、才能のある若いクリエイターたちの登竜門としての役割を果たしていることを示しています。うさぎさんはこれからも新しい才能が生まれることを楽しみにしているぴょん!

最新の初音ミク情報(2025年現在)

JAPAN LIVE TOUR 2025 〜BLOOMING〜

初音ミクの最新イベントとして、「初音ミク JAPAN LIVE TOUR 2025 〜BLOOMING〜」が現在開催中です。2023年の開催から2年ぶりとなる今回は、会場を7箇所に増やして全国各地でライブが行われています。

ツアーテーマは「BLOOMING」で、咲き誇る創作の息吹を日本各地に届けようというコンセプト。ライブでは初披露の曲から近年の曲、定番曲まで幅広く披露されるとのことなので、うさぎさんもぜひ行ってみたいぴょん!

「マジカルミライ 2025」開催決定

毎年恒例の「初音ミク マジカルミライ」は2025年もOSAKA、TOKYOに加え、初のSENDAIでの開催が決定しています。「マジカルミライ」は初音ミクのライブと創作の楽しさを体験できる企画展の複合イベントで、2013年からの12年間で累計50万人以上を動員してきた人気イベントです。

現在は「マジカルミライ 2025」の楽曲コンテストやプログラミング・コンテストも開催されており、ファンが参加できる企画も豊富です。うさぎさんもクリエイターの皆さんの素敵な作品が楽しみだね!

様々なコラボレーション

初音ミクは現在も様々な企業とコラボレーションを展開しています。2025年4月現在では、「堅あげポテト」との特別デザインパッケージが全国のコンビニエンスストアで展開されたり、江戸切子グラスとのコラボレーション製品が発売されるなど、幅広いジャンルでのコラボが実現しています。

また、グッドスマイルカンパニーからは「アーティストコラボフィギュア 初音ミク✕FACE」が登場したり、「ねんどろいど 初音ミク 黒招きミクVer.」が発売されるなど、フィギュアコレクターにも嬉しい情報が盛りだくさんです。うさぎさんも気になる商品がたくさんあって目移りしちゃうぴょん!

NHK「新プロジェクトX」で特集

2025年4月19日にNHK総合で放送された「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」では、「情熱の連鎖が生んだ音楽革命 〜初音ミク 誕生秘話〜」と題して初音ミクの開発秘話が特集されました。

番組では「機械の声では感動できない」という当時の常識に挑んだ、楽器メーカーのヤマハと地方ベンチャー企業のクリプトン・フューチャー・メディアの開発陣の奮闘が紹介され、初音ミクがどのようにして生まれ、音楽文化を変革していったのかが描かれました。うさぎさんも見逃した方は再放送をチェックすることをおすすめするぴょん!

まとめ

初音ミクは2007年の誕生から16年以上経った今でも、新しい音楽文化の象徴として多くの人に愛され続けています。単なるソフトウェアの枠を超えて、クリエイターとリスナーをつなぐ架け橋となり、音楽の楽しみ方そのものを変えてきました。

人気曲TOP30を見ても分かるように、様々なジャンルやスタイルの楽曲が生まれ、それらが新しい音楽シーンを形成し、さらには米津玄師やYOASOBIといった大物アーティストを輩出する土壌となっています。

これからも初音ミクを中心としたボーカロイド文化は進化し続け、新しい才能や表現が生まれることでしょう。うさぎさんも初音ミクと共に、音楽の未来を楽しみにしているぴょん!

最後まで読んでくれてありがとうございました。初音ミクの歌声のように、みなさんの心に響く素敵な音楽との出会いがありますように!うさぎさんからでした🐰

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