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Alibaba Cloudで遊んでみた

2022/03/31に公開

はじめに

大学院の頃の友達と話していて、アリババクラウド触ってみたいねという話になったので試してみました。
本記事ではあまり細かいことは書きませんが、アリババクラウドについて雰囲気を知ってもらえたらいいかなと思っています(VMとKuberntesクラスタの作成を行いました)
アリババクラウドでわからないことがあり、解決策などを探している方は本記事は参考にならないと思います。あんまり中身ないので笑

アリババクラウドってなに?って方のために簡単に説明します。
アリババクラウド(Alibaba Cloud)は、アリババグループが提供するパブリッククラウドサービスです。中国国内シェアは第1位、世界でも第3位となるクラウドプロバイダーです。世界21ヵ国、63ヶ所のアベイラビリティゾーンを提供しています。特に、アジアリージョンにおいては、世界中の他のクラウドプロバイダーに引けを取らないほど、数多くの国で拠点を設置しています。

アリババクラウド

こちらからアリババクラウドのページにアクセスします。
https://www.alibabacloud.com/

無料アカウントが作成できるのでとりあえず作ってみます。
アカウントを作ると紹介特典がいくつかついてくるようです。

とりあえず長く使える方がいいと思ったので12ヶ月のECSを選択しました。

「今すぐ体験」を選択してインスタンス作成が表示されます。
日本リージョンでインスタンスを作成しようとしたのですが、なぜかインスタンスタイプ選択できませんでした。

他のリージョンならいけるかなと思い試していたらシンガポールのアジアゾーンなら選択できることがわかりました。どこにも注意書き等はなかったのですが、一時的に選べなかったのかそもそも選択禁止なのかはわかりませんでした。

インスタンス作成後はコンソール画面が表示されました。

クラウドシェル立ち上げるとこんな感じです。
AWSやAzureと同じような感じですね。

インスタンスの概要がわかる画面もありました。

シンガポールリージョン変更して、先ほど立てたECSインスタンスが確認できます。

手元のMacからアクセスしてみたいと思うのでとりあえずキーを作成してみようと思います。
左側にある「ネットワーク&セキュリティ」の「SSHキーペア」を選択します。

とりあえず要求されている項目を埋めていきます。

キーを作成することができました。

キーの作成後はECSインスタンスとバインドする必要があります。
バインド後はインスタンスを再起動することで設定が有効になります。

手元のPCからアクセスしてみます。

❯❯❯ ssh root@47.241.235.96 -i ~/.ssh/alibaba_cloud_key.pem
Welcome to Alibaba Cloud Elastic Compute Service !

Updates Information Summary: available
    2 Security notice(s)
        2 Important Security notice(s)
Run "dnf upgrade-minimal --security" to apply all updates.
[root@iZt4njblg1gflu0h4hhnceZ ~]#

ECSインスタンスは簡単に作成でき、SSHできることまで確認できました。
次はアリババクラウドのKuberntesサービスも使ってみます。
アリババクラウドのKuberntesサービスはACKと呼ぶらしいです。

クラスタ作成画面はこんな感じです。

何も考えずにACKを作成しようとしたら権限がないと怒られました。

公式ページ漁ってみるとクイックスタートもありました。
適当にやる前にきちんと公式ドキュメント等は確認すべきですね。
https://www.alibabacloud.com/help/ja/doc-detail/86745.html

スペックはとりあえずstandardで、その他の設定はデフォルト値で作成してみます。

インスタンスタイプはスペックの高くない、安そうなやつを選びました。

他にもオプションとして、モニタリングの設定なども選択できるようでした。
今回は一旦すべてOFFにして作成してみます。

作成には10分程度かかるようです。

簡単にKuberntesクラスタを作成することができました。
今回はここまでにして、また後日いろいろ触ってみようと思います。

まとめ

はじめてアリババクラウドを触って、VMの作成とKubernetesクラスタの作成を行いました。
触ってみる前はアリババクラウドってなんか難しそうとか、言語は日本語が使えないんじゃないかとか勝手なことを考えていましたが、そんなことはありませんでした。
たまに一部中国語表記になっていることもありましたが(例えばローディング画面など)、AWSやAzureと使い勝手はそこまで変わらず、UIも見やすかったので少し驚きました。UIに関してはAWSに寄せているのかな?という印象。

次はアリババクラウドのCLIツールも使ってみようかなと思っています。
Terraformを使ったアリババクラウドのリソース構築もどっかでやれたらいいな。

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