GL.iNet Brume 2(GL-MT2500) Tips
GitHubのURLからCloneする
opkgのgitパッケージにはremote-httpが含まれていない。git-httpパッケージが必要。
# opkg list | grep ^git
git - 2.34.3-1
git-http - 2.34.3-1
#
インターフェイス・ステータス追跡方法の調整
インターネット接続が切れると本体 LED がチカチカ点滅するのは、インターフェイス・ステータス追跡機能によるものです。特定のIPアドレスに ICMP リクエストを送出し、レスポンスでステータスを判別します。デフォルトは ICMPv4 で、1.1.1.1
や 8.8.8.8
がターゲットになっています。
今回ルーターの設定漏れで ICMPv4 がインターネットに到達しない事象があったので、ステータス追跡を ICMPv6 に変更しました。設定は管理パネルの[ネットワーク] - [マルチWAN] - [インターフェイス・ステータスの追跡方法]にある歯車マークをクリック
[トラックプロトコル] を IPv4
からIPv6
に変更すればOKです。デフォルトでGoogle DNSのIPv6アドレスが入ります。
両方
にするとにするとv4とv6両方がターゲットになります。どちらか疎通できればOKなのかな?
Tailscaleのパッケージ構成が変わった
↓の記事を書いたころは、Tailscaleのバイナリが tailscale
パッケージと tailscaled
パッケージに含まれていました。
最近のファームウェアでは、元々Web画面設定用のパッケージだった gl-sdk4-tailscale
パッケージにバイナリが所属しています。
# opkg files gl-sdk4-tailscale
Package gl-sdk4-tailscale (git-2024.059.33751-64b2eed-1) is installed on root and has the following files:
/usr/bin/gl_tailscale
/usr/sbin/tailscale
/usr/lib/oui-httpd/rpc/tailscale
/lib/upgrade/keep.d/gl-sdk4-tailscale
/etc/config/tailscale
/usr/sbin/tailscaled
/etc/hotplug.d/net/19-tailscale-net
/etc/init.d/tailscale
/etc/hotplug.d/iface/19-tailscale-iface
#
パッケージ一覧で tailscale
と検索しても、 tailscale
/ tailscaled
パッケージはインデックスされません。
↓の記事でやっていたパッケージのholdが出来なくなってしまうのはちょっと辛い。
あーでも最近のファームウェアは Tailscale のバージョン追随を頑張ってくれているので、パッケージ組み込みのバイナリでも事足りることが多いかもしれません。
# tailscale version
1.58.2
tailscale commit: 6a2a8457f0d62c775bfee3e350d2b34d85eda0f5
other commit: 8c7d4563e46a1856053912ac067fc5036c2d2b3e
go version: go1.21.5
#
まぁ、Tailscaleの管理画面のバージョン上げろ圧は相変わらずなのですが...