fluent searchについて
この記事について
fluent searchというWindowsユティリティツールについて、たまたま知りあまりに良かったためしたためた。
fluent searchとは
一言でいうと、vimiumとPowertoysの一部機能を足したようなものと認識している。
vimiumは正直使ったことがないのと(使おうと思って検討していたところ見つけた)、Powertoysも複数の理由で使うことをやめてしまったので正確ではないかもしれない。
ひとまず、 開発者ブログの https://fluentsearch.net/posts/fluent-search-features-guide を見ることで機能の概要はつかめると思う。
どんなものか
簡単に機能の特徴を説明しつつ、何がいまのところ良いと感じているのかを書いていこうかなと。
類似したツールなどでも同様の機能はあるかなとは思うが、気にせずに。
キーボードで完結するアプリケーション操作
vimiumを比較に出しているという時点でわかるとは思うが、
- 設定されたキーバインドを入力
- フォーカス可能な箇所にアルファベットが表示される
- その通り押すと、その箇所がクリックされる
- ここではマウスの左クリックが実行される
一方でクリックには様々な種類がある。
代表的なところでいうと、
- 左クリック
- 左ダブルクリック
- 右クリック
- 範囲選択
Windowsでは例えば、エクスプローラーでの操作も以下のように紐づく。
- フォルダの選択 -> 左クリック
- フォルダへの移動 -> 左ダブルクリック
- フォルダメニュー -> 右クリック
これらを行いたいときに結局マウスをクリックするのでは面倒だ。
ところがfluent-searchはこれらも解決してくれる。
フォーカスしたい箇所を選択する前に、行いたい操作のショートカットキーを入力すればよいのだ。
fluent-searchでは以下のように対応している。
- 左クリック -> 1(デフォルトであり、入力しなくても良い)
- 左ダブルクリック -> 2
- 範囲選択 -> 3
- 右クリック -> 4
このようにエクスプローラーもキーボードだけで基本的な操作は完結する。
メニュー開いた後にfluent-searchを起動すると挙動が怪しくはなるものの、現在十分に満足している。
アプリケーションランチャー
Powertoysなどでも搭載されている、検索ーすればシュシュっとでるあれだ。
あれがfluent-searchでも搭載されている。
大きな違いはないものの、Powertoysでちょっと不便に感じていたものがいい感じに解消されている。
検索結果のキーバインド設定
表現が難しいなと思ったが、検索後に通常矢印キーで結果を切り替えると思うが、そのキーバインドを設定できるというものだ。
私はEmacsキーバインドで普段の開発を行うため、これが非常に良かった。
Powertoysの同様の機能も非常に良いものではあったが、この点で上手くなじまずに使うことがなくなってしまった(windowsのAlt+tabで十分なのかもしれない)
この機能は2023-02-05時点で、alpha版のみのものであることに注意
検索の絞り込み
検索をする際は基本的に、
- 「現在起動しているアプリケーション」を検索しているのか
- 「新たに開きたいアプリケーション」を検索しているのか
のどちらか?になるのかと思う(他にもファイル、ブックマークなどあるはず)。
そのため、両方の検索結果が表示されるとノイズになってしまう。
fluent-searchでは、このそれぞれ(またそれ以外も)で絞り込みを行うことができる。
fluent-searchは検索可能な対象を「タグ」で識別している。
例えば、
- ファイル -> file
- installされているアプリ -> app
- 起動中のアプリ -> processes
などだ。デフォルトでこれらは用意され、またユーザー側で設定することもできる。
この機能により、自分が検索したい対象を効率よく絞り込める。
まとめ
fluent-searchには他にも多くの機能がある。
が、私自身全容を掴めていないので現在理解できている部分の紹介をした。
日本語記事のブログがあまり見つからなかったので、書いたがより良いものがあったらそちらを是非見てもらえればと思います。
補足?
macではhomerowなどで該当機能があるが、windowsでないものか、、、と探していたところ見つけた。
ちなみにHuntAndPeckやAutoHotKeyなどもあるが、windows11との互換性などの問題で諦めた。
上手くできるのであれば教えてください。
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