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Pythonの例外処理

0.例外処理とは?
プログラム実行中にエラー(例外)が発生する際、エラーになった場合の処理を予め設定し実行すること。
通常はエラーが発生するとその時点でプログラムが停止するが、例外処理を定義しておくことで
エラーの原因をログに記録したり、エラーメッセージを表示したり、プログラムの一部だけを再実行出来たり等の対応が可能になる。
1.基本的な例外処理
def add_num(a,b):
return a + b
try:
r = add_num(2,"3")
except Exception as e: # 例外(エラー)が発生した時の処理を書く
print(e)
print('例外処理が発生した。')
else: # 例外が発生しない場合の処理を書く
print(r)
finally: # 例外が発生するかどうかに関わらず実行したい処理を書く
print('処理の終了')
- 実行結果
2.独自の例外処理を定義
# 独自例外の処理
class MycaseError(Exception):
pass
def mycase():
fruits = ['APPLE','banana','orange']
for fruit in fruits:
if fruit.isupper(): # リストの各要素が全て大文字の場合
raise MycaseError(f'{fruit}が大文字になっているためのエラーです。') # クラスで継承しているMycaseError処理が発生
try:
mycase()
except MycaseError as e:
print(e) # raiseで定義しているエラーメッセージの表示
print('例外処理の発生')
else:
print('例外処理は発生しなかった')
finally:
print('必ず表示される')
- 実行結果
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