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転職ドラフトを利用してメガベンチャーに転職してみた

2022/09/08に公開

このZennの記事は、約1カ月間の間、実務経験が約1年のエンジニアが、転職ドラフト(https://job-draft.jp/) を利用してメガベンチャー企業に転職を成功させた体験記です。
もし現段階でエンジニアの皆さんが転職を考えており、どのように転職活動を始めればいいかを迷っている場合の指標の様なものになれば幸いです。
(こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています https://job-draft.jp/articles/251)

・筆者のプロフィール
  2017年に大学を卒業し、新卒で大手のECプラットフォームでマーケティングの仕事を行う。その後独立を目指しながらプログラミングを勉強し半年ほどのフリーランスを経て、都内のスタートアップにソフトウェアエンジニアとして転職。1年ほど実務経験した後、転職を考え始めた。
  
・経験した技術
  フロントエンド: Nuxt.js(2系)/ TypeScript / Composition-API
  バックエンド: Nest.js / TypeScript
  インフラ: Kubernetes / Terraform / GCP

・転職を意識したきっかけ
  主に下記の3点
  ①年収を上げたい (最低でも現状の1.5倍。できれば2倍以上)
  ・上記の点は転職を考える多くの方が第一目標に掲げるかと思います。
現状のエンジニア転職市場は非常に恵まれているため、情報収集だけでも
常日頃からしておくべきだと思う。
②大規模な組織、トラフィックの中で開発経験を積みたい
    ・エンジニアとして初めて入った前職の環境はスタートアップだったということもあり、
テックリードに願い出ればすぐにやりたい技術、開発をやらせてくれる一方で、多くのユーザーを抱えての
大規模なプロダクトを経験したくなった。
③独立起業という将来の目標のために名刺がわりになるキャリアをつくりたかった

・転職戦略
上記3つの目標を達成するために以下のことを知るアクションをしました。
①どのような実務経験がエンジニア転職市場において評価されるのか?
   ・こちらは転職ドラフトの参加者のレジュメを舐めるように見ることによって傾向が掴めた。
②面接の選考フローではどの様なことを聞かれるか?
   ・基本的に初回の面談はカジュアル面談なので、その際に聞く様にした。
  
・登録した媒体
   登録した媒体は以下のとおりです。自分からリーチしての転職活動は時間がないので、
全てスカウト型の転職サービスです。レジュメをおいておくと、カジュアル面談のお誘いが来ます。

・転職ドラフト(https://job-draft.jp/) →後述で詳しく書きます
・Offers(https://offers.jp/)
・Findy(https://findy-code.io/)

・転職ドラフトとはどの様なサービスか
  基本的な構造は一般的なスカウトサービスですが特徴的なのは
・登録する前にレジュメを添削してくれる
・採用担当者がそのレジュメを見て、オファー年収と共にスカウトを送ってくる
・そのオファー年収の90%以下での年収では内定を出してはいけないルールになっている
・採用担当者は候補者に現年収を聞いてはいけないルールになっており、
  候補者側と企業側がフェアな関係で選考を進められる
・参加は一定期間で区切られており、各回の参加者の公開しているレジュメは読めるようになっており、
  どの様な実務経験を積んでいる人が、どのくらいの年収でオファーされているかわかる。
  と、エンジニア転職に限らず、現状の転職市場の負をだいぶ解決しているのではないかと思ってしまう
    サービスである。
デメリットを挙げるとすれば、参加が期間で区切られているため、スピード感を持って転職活動を進めることは
できないし、応募したい企業にオファーされないかもしれない。
しかしそれを差し引いても、現状の自分の年収評価、経験方向性を決めるだけでも
十分に登録するメリットはあると思う。

・転職の経過
  転職ドラフトにレジュメを添削していただき、通過すると、そのレジュメをそのまま他のスカウトサービスにも
登録した。理由は短時間で客観的に見て読みやすいレジュメを作るためだった。
  また、転職ドラフト参加者のレジュメを読み込み、モダンな技術スタック(TypeScriptや、Nuxt.jsなど)と
GCPなどインフラの経験が評価されることがわかった。そのため現職のテックリードにお願いし、
インフラとバックエンドの開発のタスクを振ってもらうようにお願いし、経験した開発内容を
レジュメに追加していった。
  上記を繰り返し、3カ月すると、目標とした年収金額でオファーが10件以上来る様になった。

・転職結果
  スカウトを受けた起業: 16社
      カジュアル面談した数: 16社
選考に進んだ企業: 4社
内定をもらえた数: 3社

・内定承諾の基準
   内定をいただけた会社はスタートアップ1社、上場企業の子会社ベンチャー、東証プライム上場のメガベンチャー企業の3つ。
   初期の3つの目標に照らし合わせ、最後のメガベンチャー企業の内定を承諾した。

・転職活動を終えての所感
    正直に言って予想外に転職活動は成功したと思う。
もちろん現状の経験者エンジニア転職市場は超売り手市場であり、自分の実力以上のオファーをいただいた
と思っているが、そこまでの戦略は再現性があるものだと思う。
  一方で、仕事の面白さ、経験の貴重さは必ずしも年収で決まるものではないということも
大いに学ぶことができた。前職の仕事もそのまま続けていれば自分は同じように成長できていたと思うし、
決して年収や社格で転職をしてしまうと、エンジニアに限らず、「思っていたのと違う」となりやすい。
 内定承諾前に会食や、面談の時間をもらって十分に検討をすべきだと思った。

上記の自分の体験が皆様のエンジニア転職の一助になることを願います。

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