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無料でできるFlaskのデプロイ先をまとめてみた

2024/06/27に公開

最近はFlaskというpythonのフレームワークをよく使ってます。
そこで、無料でweb上にデプロイできるサービスを探しているので、共有します!

Render

https://render.com/
herokuの無料プラン終了で、かなり話題になっているようです。
pythonの他にも、Node.js・Ruby・Dockerなど、さまざまな言語に対応しています。
Githubと連携して、コミットされたら自動でデプロイされるのが便利!
(文化祭のときのデプロイに使いました。詳細は後日)

Glitch

https://glitch.com/
こちらも新しめ(?)のサービスです。
チーム機能などもあるので、共同開発はやりやすそう。
本当はNode.js用のサービスなのですが、Flaskを動かすこともできます。

https://glitch.com/~flask-python3

pythonanywhere

https://www.pythonanywhere.com/
2011年からサービス開始しているようです。
こちらはサーバーログが自動で保存されているのがメリットでしょうか。
ただし、1スレッドしか使えないので、自分の用途(たーけクラウドシステムAPI)では困った記憶があります。

比較

項目 Render Glitch pythonanywhere
Flaskのデプロイ OK OK OK
無料枠※1 月750時間
(15分以上放置でスリープ)
月1000時間
(5分以上放置でスリープ)
1プロジェクト
有料プラン 1プロジェクトあたり
月7ドル
月10ドル
・スリープなし
・約10サイト可能※2
初期料金月5ドル
1プロジェクトあたり
2ドル追加
Github連携 ◎(自動デプロイ) △(インポートは手動) ×
独自ドメイン ×(バグで休止中) ×
Webエディター ×
メリット ・Github連携が楽 ・共同開発に強い ・ログ見れる
デメリット ・一部機能は有料
(コンソール等)
・Flask非公式 ・シングルスレッド
・若干古そう

※1 スリープ時は無料枠を消費しないが、再起動に時間がかかる
※2 5つのプロジェクトを常時稼働+無料枠が月4000時間に増加

感想

  • 日本語のサイトはない(悲)
  • 無料だと、だいたい1サイトまで

個人的なおすすめは、紹介した順番の通りです。
ただ、どれも1サイトまでしか無料でデプロイできないので、全部使って3つの無料枠をゲットするのがいいと思います。
もし課金するなら、コスパがいいのはGlitchかな。

おまけ

https://www.xfree.ne.jp/
最近話題の「シンクラウド for free」でも、実はFlaskを動かせるらしいです。
なんと、何個でも無料。(容量10GBの限り)
https://ryo-fujinone.net/blog/archives/663
めちゃくちゃ調べましたが、この記事が助けになりました。

ただし、この使い方はまさに(おそらく)完全非推奨なので、おすすめはできません。
昔やってみたところ、1回1回のリクエストごとに即スリープ状態になる(?)ような状態でした。
レンタルサーバー用なので仕方がないですね。
また時間あるときに調べてみます。

あと、RenderやGlitchのスリープを回避する方法。
https://zenn.dev/sdb_blog/articles/002-render-okosu

最後まで読んでいただきありがとうございました。
「ここ違うぞー」とかあれば、Discussionで教えてください。

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