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Terminalで使えるEmacs Key Bindings
LinuxやMacOSではカーソル移動の操作でEmacs Key Bindingsが使えます。
これまではCtrl+f
やCtrl+a
など、基本的なカーソル移動しか使っていませんでした。
しかし、カーソル移動以外にも文字列の編集などでもEmacs Key Bindingsが使えることを知りました。
備忘のために記事にまとめます。
以後のKey Bindingsは、自分が普段使いしているMacBookAirのターミナルで操作できることを確認済みです。
まずは利用頻度高い、Macのterminal操作で使い、その後はサーバー上などLinux環境でも使えるか試していく予定です。
動作環境
- MacBookAir M1
- OS14.4
- Iterm(Terminal)
Terminalで使えるKey Bindings
凡例
C - Ctrl
M - esc
移動系
操作 | 内容 |
---|---|
C-b | 一文字左 |
C-f | 一文字右 |
C-p | 一文字上 |
C-n | 一文字下 |
C-e | 行末 |
C-a | 行頭 |
M-f | 一単語右 |
M-b | 一単語左 |
編集系
操作 | 内容 |
---|---|
C-d | カーソル位置の文字を削除 |
M-d | カーソルから単語削除(カーソルから後方の単語) |
M-Backspaces | カーソルから単語削除(カーソルから前方の単語) |
C-k | カーソルから行末までの文字を削除 |
C-y | 操作した内容の貼り付け |
M-y | C-yを実行した後に、その前にカットしたテキストをペースト |
C-t | 二つの文字を入れ替える(カーソルの位置と、その前の文字) |
M-t | 二つの単語を入れ替える(カーソルの位置と、その前の単語) |
M-c | 次の単語の最初の文字を大文字にする |
M-u | 次の単語全体を大文字にする |
M-l | 次の単語全体を小文字にする |
C-Space or C-@ | マーク。コピーを開始したい位置にカーソルを移動してマーク。その後にコピーしたい位置までカーソルを移動し範囲指定する |
M-w | コピー(マークから現在のカーソル位置まで) |
C-w | カット(マークから現在のカーソル位置まで) |
C-y | 記憶内容を貼り付け |
操作の取り消し
※EmacsKeyBindingで行った操作は、Command + Zでは取り消せない
操作 | 内容 |
---|---|
C-x u OR C- _(アンダースコア) | ※C- -(ハイフン)でも可能でした |
参考資料
Discussion