フランスのキーボードイベントのノベルティにRookeyが採用された話
Rookey
Rookey(ルーキー)は、当方が設計した9キーのマクロパッドです。
ビルドガイドと詳細な説明はこちら。
ことのあらまし
Booth宛に「フランスでキーボードのミートアップ(イベント)を開くにあたって、参加する人にRookeyを配りたい(お土産として)。PCBのデータを共有してもらえないか?」という連絡が来ていた。
RookeyのPCBのデータは当分の間は公開するつもりはなかったが、コミュニティを盛り上げるのに一役買いたかったので、データを渡すことにした。
なんでも、日本のキーボードのミートアップ(キー部か天キー?)の写真をTwitterで見て、連絡をくれたらしい。
MKFR (Mechanical Keyboards France)
こちらが団体のアカウントとのこと。
英語ならまだしも、フランス語で書いてあるのでまったく読めない。
マスコットキャラのテイストに異国感があってとても興味深い。
ミートアップ自体も久しぶりに行うようだったので、Rookeyが役立てるなら嬉しい限り。
Discordもあるらしい。
翻訳サイトを使いながら読んだ限りだが、どことなく空気感は「Self-Made Keyboard in Japan」と似ている印象。どこの国のキーボードオタクも似たような人間が集まるのだろうか。
2023年に開かれたイベント。
PCB
RookeyのPCBが届いたよ!と写真付きで連絡が来た。
結構な枚数だ。
ミートアップ当日の様子
以下はイベントの写真。
どことなく会場の雰囲気はキー部っぽい。
どちらかというと自作キーボードよりカスタムキーボードの方が主流らしい。
唐突に現れる「うんこ おなら」
ところで、Rookeyの姿がまったく見当たらない。
ノベルティなので映ることはそんなに多くないとは思うが、まったく見かけないのでちょっと不安だった。
Discordにて組み立ての質問 & 報告が投稿される
MKFR Discordの#meetupsと#diyに写真が投稿され始めたので、どうやらちゃんと配布されたらしい。
丁寧にフランス語に翻訳されたビルドガイドも用意されていた。
翻訳サイトを使って読んでみた感じだと、「Pro Microってどこで買うの?」「コンスルーって何?」「ロータリエンコーダってこれ?」みたいなやり取りが見られた。
日本ほど自作キーボードは主流ではないのかもしれない。
いくつか写真を抜粋
ガスケットマウントのケースを作るらしい。
実際に出来上がったものはこちら。
大変素晴らしい。特に裏面に名前を掘っているところに遊び心が感じられるのが良い。
どことなく外観はNobuki Inoueさんがつくった木製ケースに近い印象。
国を超えたRookey
Rookeyを見つけて、イベントのお土産として選んでもらえて大変嬉しい限り。
つくって良かった。
また、ケースなんかもつくる人なんかもいたりでコラボレーション出来たことも大変喜ばしい。
「つくったものでつながる」がやりたくて自作キーボードにのめり込んでいる部分があるので、今回は国を超えてそういった交流ができたのは大きな意義を感じた。
また、間接的ではあるがフランスのキーボードコミュニティを垣間見えたことも大変良い経験をさせてもらえたと思う。
Rookeyをノベルティにつかう
当分のところRookeyはオープンソースにする予定はないですが、今回のようなミートアップでの配布や組み立ての講習に使いたいなどあれば、ご連絡頂けましたらデータの貸与を検討致します。
部品点数が少なく、PCBの一部をスペーサーとして再利用するのでPCBだけを配布すれば他は自力でも揃えやすいのが利点の一つです。
また、構造がシンプルで失敗のリカバリーが比較的しやすいので入門用に最適かと思います。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください🙏
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