構成

CPU -> Minis Forum x400 標準
Mem -> F4-3200C22-32GRS x 2本
Disk 1 -> Minis Forum x400 標準 500 GB
Disk 2 -> CT1000MX500SSD1

背景

今まで、x400 を ESXi 6.7 で運用していた。

x400標準搭載のWiFi アダプタをネットワーク冗長構成に加えたかったが、ESXi 6.7 自体が Realtek 系のアダプタに対応しておらず出来ていなかった。
（ESXi 7 or 8 系は Intel AX400 ドライバが無いらしく、そもそもインストールできない、手間がでかすぎる）

また、openwrtのx86のVMを追加してネットワーク一元管理をさせたかったが、VM追加時になぜか盛大にコケていた。

これらを踏まえて proxmox への移行に踏み切った。

TakashiAihara

懸念 1 「ACPI BIOS Error (Bug)」

ACPI BIOS Error (Bug): Could not resolve symbol [\_SB.PCI0.GP17.VGA.LCD._BCM.AFN7], AE_NOT_FOUND

インストール後、画面にこんなのが出た。

ただ、Boot Processが止まるわけでなく、Web GUIも見れるし、Disk 2 もマウントできる。
なぞし。

ハードウェア側の問題っぽいので ACPI の無効/有効を切り替えたら直るか。
もしくは Disk 2 インストールしなおしたら直ったりしないかな。

TakashiAihara

課題 1 「WiFi どうやって追加する」

現在の最新 VE 7.4 は Debian Blueeyesベースなようだが、単純にGoogle検索しても新しい情報が無さそう。
2016年の情報とか。。。もっといい方法がありそう。

例によって ChatGPT さんに聞きながら進める。

WPA3 を使うためには、wpa_supplicantを使い、Daemon起動しておく必要がある様子。
NetworkManager やら iwd やら connmon も使えるようだが、wpa_supplicantを使っている情報が多いし、NetworkManagerはなんか不安（なんか

手順1 「wpa_supplicantいれる」

apt install -y  wpasupplicant

手順2 「wpa_supplicantを読ませるように」

/etc/network/interfaces を編集する。

# wlan
auto wlp4s0
iface wlp4s0 inet dhcp
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

手順3 「SSIDパスワードハッシュ化」

例によって wpa_supplicant.conf にパスワードを入れる必要があるが、平文入れたくない。。。

wpa_passphrase your_SSID your_password

        psk=******

この部分を利用する。

手順4 「wpa_supplicant.conf設定」

/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confを編集する。

ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant
network={
        ssid="your_SSID"
        psk=*****
        mode=0
        pairwise=CCMP
        group=CCMP
        proto=RSN
        key_mgmt=WPA-PSK
        priority=1
}

ctrl_interface はソケットの置き場所らしい。おまじない的な。
psk はさっきのに置き換え。
proto=RSNがWPA3を使うための設定で、pairwiseやらgroupとかはおまじない的な。

手順5 「wlan適用」

systemctl restart wpa_supplicant
ifdown wlp4s0
ifup -a

これで動いた。

TakashiAihara

初期設定

とりあえず、NICのautostartをONに

wlp4s0 が見えているので、WLANのdriverは認識できてるっぽい。
vmbr0 とは？

TakashiAihara

課題2「DHCPでネットワークつながらくなったよ問題」 -> 解決

結論

/etc/network で、なぜかすべて static になっていた。
おそらく、インストール時の Setup Wizardのところで適用された模様。
たしかにサーバーとしてはStaticが望ましい気がするが。

dhcp に直して再起動したら直った。

参考

下記が現状のもの。

auto lo
iface lo inet loopback

auto enp2s0
iface enp2s0 inet dhcp

auto enp3s0
iface enp3s0 inet dhcp

iface wlp4s0 inet dhcp

TakashiAihara

課題3「HHKBにBluetoothでつなぎたい」

TakashiAihara

課題4「Dotbotでサーバーの設定ファイルをバージョン管理したい」

.dotfilesの適用や init プロセスで Dotbotを使ってます。
同様にサーバーの設定も Dotbotで管理し、設定そのものはGithubに乗せたい。

ということで、

- link:
    /etc/network/interfaces:
      path: pve/etc/network/interfaces
      relink: true

みたいな感じで書いてみたものの、シンボリックリンクはWeb UIで読み取ってくれないみたい。

空になった悲しいnetworkタブ。

ただし、ハードリンクだと見れるっぽい。

Dotbotにハードリンクを作るオプションとかは無さそうで、一貫してシンボリックリンクさん。
しゃーなし shell で何とかする。

- shell:
  - command: ln -f ${HOME}/.dotfiles/pve/etc/network/interfaces /etc/network/interfaces
    description: Hard link to interfaces.

こんな感じ。
ただ、もともとの設定ファイルがばっつり切られるので注意。

TakashiAihara

課題5「OpenWRTのVM追加したい」

基本的には

ここの内容で。

ただ、squashfsのimgを SCSI で追加すると認識してくれなかった。
ext4-combined-efi を SATAで追加すると認識したので、これでやってみる。

参考

Proxmox VE 7.4-3
OpenWRT 22.03.5 (x86)

ちなみに初期設定は

こちらで。ありがたや。