SORACOM Lagoon で信号機のようなランプ表示をする
やりたいこと
SORACOM Lagoonで可視化を行う際に、信号灯のように正常な場合は緑、異常な場合は赤のランプ表示で状態を確認できるダッシュボードを作る。
こんな感じのやつ
または
事前準備
1. SORACOM Harvest Dataにデータを貯める
※まだデータがない場合はデモデータが使えるので必須ではない
2. SORACOM Lagoon 3 の利用を開始する
方法1 Soracom Image Panel を使った方法
1. Folder を作成する
Dashboards
の Browse
タブ から New
をクリックして
New Folder
を選択して
適切なフォルダ名を入力して Create
をクリックする
2. DashboardとTime Series(時系列の折れ線グラフ) Panel を作成する
遷移した画面から + Create Dashboard
をクリックして
Add a new panel
を選択
Resource Type
で Demo
を選択
Resources
で Device-1
、Properties
でbattery
を選択し、その状態で
duplicate アイコンを2回クリックし、Query B
と C
のResources
をDevice-2
、Device-3
に変更する。
Dashboard
に戻り、Panel Title
をクリックして More...
からDuplicate
をクリック
Timeseries Panel が2枚できました。
3. 信号機のようなランプ表示のパネルを作る
Panel Title
をクリックして出てくるプルダウンから Edit
をクリック
Visualization
で Soracom Image Panel
を選択
+ Add Image
を3回クリック
Image0
、Image1
、Image2
をそれぞれ以下のとおり設定する。
Image0 | Image1 | Image2 | |
---|---|---|---|
Name | A-Device-1 battery | B-Device-2 battery | C-Device-3 battery |
Threshold | 0.3 / 0.7 | 0.3 / 0.7 | 0.3 / 0.7 |
X/Y Positions | 30 / 50 | 50 / 50 | 70 / 50 |
Save
をクリックして保存するとこのようなダッシュボードができます。
Device-1
のbattery値が0.32
、Device-2
のbattery値が1
、Device-3
のbattery値が0
の場合の表示です。
これでもいいのですが、これだとどのアイコンがどのデバイス/センサーの値かわからないので、アイコンごとにパネルを分けてしまうのも一つの手です。
方法2 canvasを使った方法
Panel Title
をクリックして出てくるプルダウンから Edit
をクリック
Visualization
で Canvas
を選択
Layer
の中にあるElements
でデフォルトで入っているElement1
を削除
Layer
の中にあるElements
で+ Add Element
をクリックし、Icon
を選択
これを3つ追加します。
以下のようになっているはずです。
Element1
をクリックすると、Selected element(Element1)
というフィールドが現れます。
SVG path
をクリックして好きなアイコンを選択したらSelect
をクリックします。
Fill color
を選択して、Devuce-1 battery
を選択します。
Thresholds
を設定します。0.3
と0.7
を入力します。
Elements2
とElements3
も同様に設定します。
このとき、Layoutのleftを100
,200
にして、それぞれのアイコンを配置します。
こんな感じになればOKです。Apply
をクリックして保存します。
パネルのサイズを調整して、
更にtext
のElement
を追加して、そこにSensor-1
、Sensor-2
、Sensor-3
を表示するとわかりやすくなります。
設定画面
結果
Canvas
のほうが設定はめんどくさいですが、配置設定の柔軟性やIconと色を比較的自由に決めることができて便利です。
以上、お疲れ様でした。
Discussion