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LT資料の文章術

2020/10/01に公開

良いLT資料を作るにはデザインだけでなく文章も気をつけなければなりません。
今回はそのTipsを紹介します。

主題を意識する

LTの文章を考えるとき、LTの主題がぶれないことが重要です。
「このLTで一番伝えたいこと」を整理・言語化して話が脱線しないよう構成を考えると、わかりやすく面白いLTになると思います。

疑問・課題→結論の流れを意識する

聞きやすいLTは話の流れが読めるLTだと思っています。「次はこんな内容かも」というのがわかると、参加者が納得感を得やすく、スムーズにLTを進行することができますし、その分野に詳しくない人でも無理なく聞けるLTになります。
予想しやすくするには、文章の流れが大事です。「今なんでこの話してるんだ?」とならないよう、「疑問→結論」という流れを意識しましょう。

過程は資料に書かない

細かい過程や枝葉の部分は資料に書かないほうが良いです。喋りで補いましょう。LT資料はあくまでも喋りを補足するもので、参加者に読ませるものではありません。テーマに関連するキーワードや重要なメッセージだけを短くまとめて書くことを意識してください。(だいたい1行から2行くらい)

1スライド2ポイントまで

これは有名な話ですが、1つのスライドに無理に文章を詰め込んではいけません。伝えたいポイントを1つか2つにしぼりましょう。

「理解できる文章」ではなく「次に進める文章」

LTにおいて重要なのは「理解してもらうこと」ではなく、「一応納得して次の話題に移れる」文章です。LTは時間が短いので、話全部を理解してもらおうとすると時間がなくなってしまいます。「なんとなく納得できるセンテンス」を資料に書いてスムーズに進行できるようにしましょう。
ここを勘違いすると、文章が長く見にくい資料になってしまいます。

あとから読み返すことを意識しすぎない

LT資料を後から読みやすいように書くという人がいますが、僕はその必要ないと思います。喋りを補う文章と単独で意味を持つ文章では構成や書き方が大きく異なるので、両方できるようにすると、とても中途半端な文章になり、結局役に立たないことが多いからです。

最後に

ここまで偉そうに語ってきましたが、絶対に僕のSpeakerDeckは見ないでください。

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