Googleスライドで使える、Noto Sans以外のおすすめGoogle Fonts3選
最近こういう記事を見かけたので、「視認性」「ニュートラル」「デフォルト感のない」 を揃えていそうなフォントを3つ紹介する。
Murecho
僕が最近よく使うオープンソースフォント。
ニュートラルよりかはちょっとモダンめかな?M+フォントがベースになっているようで、視認性も高くデフォルト感も少なめ。
漢字はM+フォントほぼそのまま。ひらがなは所々変更がありMurechoのほうが少しポップな印象。
大きく違うのは英字、数字、記号だ。英字は全体的に横幅が狭くなっており細かい調整が入っている。数字もM+のものと比べて1まわりサイズが小さい。英字だけでも自然に見えるし日本語と一緒に使っても違和感がなく、うまく調整されたフォントだと感じる。
このフォントはアメリカ人デザイナー Neil Summerour氏によってデザインされていて、フォントの名前はがNeil氏が留学生として滞在した香川県牟礼町からつけられている。
牟礼町は2006年に合併されてしまったが、このフォントがその存在を後世に伝えている。
そういう「エモい」要素があることも推しポイントかもしれない。
IBM Plex Sans JP
IBMのコーポレートフォント。
視認性◎、ニュートラル◎、デフォルト感のなさ◎
字形はNoto Snas JPと似ているが、Notoよりすこしコンパクトな印象。装飾がシンプルでも文字が浮いてしまうことはなさそう。言われてみればなんとなくIBMっぽさが漂っている気がする。
IBM PlexシリーズにはMonoフォントもあるので、コードと本文でフォントのテイストを合わせられるのも良い。
BIZ UDPGothic
モリサワが提供する無償UDフォント。
視認性は抜群。2018年からWindowsに標準搭載されているのでデフォルト感は否めないかも。字形はかなりニュートラルな印象。
ボックスに対してほぼ余白なく文字がつまっているので、同じフォントサイズでも他のフォントより大きく見える。行間を広めにとったほうが読みやすいかも。
ビジネス文書用UDフォントということで長文でも読みやすいデザインになっている。文字を多用するスライドで使うとより効果を発揮すると思う。
ウエイトが2つしかなく、Boldもあまり太くはないので、太さではなく文字の大きさで抑揚をつけていくデザインに向いている。
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