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React の実行環境を docker-compose で構築する

2021/05/08に公開

shields.io でバッジ作るの楽しいよね

はじめに

  • React + TypeScript の開発及び実行環境を Docker (docker-compose) で構築するテンプレートリポジトリを GitHub で公開

https://github.com/takanassyi/react-ts-dev

動作確認環境

  • macOS Catalina : 10.15.7
  • docker desktop : 3.3.1(63152)
    • Engine: 20.10.5
    • Compose: 1.29.0
  • Visual Studio Code : 1.56.0

GitHub テンプレートリポジトリ

  • これまでは、GitHub で公開されている開発テンプレートを使うには、fork もしくはダウンロードしか方法がなかった

(以下、公式の説明)
既存のリポジトリをテンプレートにして、自分や他のユーザが同じディレクトリ構造、ブランチ、およびファイルで新しいリポジトリを生成できるようにすることができます。
(中略)
リポジトリをテンプレートにすると、リポジトリにアクセスできるユーザは誰でも、デフォルトブランチと同じディレクトリ構造とファイルで新しいリポジトリを生成できます。

  • (fork と比較すると)テンプレートリポジトリを利用することで、fork 元のコミットのログも残らず、テンプレートをベースに新しくリポジトリを作ることが可能になった
  • (ダウンロードと比較すると)ダウンロード → git 初期化 → 再コミットの一連の手間を省略できる
  • テンプレートリポジトリは下記の図のように Use this template に変更されている

image

react-ts-dev

使い方

  • 初回起動時は Docker Image のビルドが必要
  • コンテナを起動し、node_modules をセットアップ
$ docker compose build
$ docker compose run --rm frontend sh -c 'cd frontend && yarn install'
  • 上記セットアップ完了後、実行環境を立ち上げる
$ docker compose up
  • 終了するときは
$ docker compose down

ブランチ内容

  • 公開したテンプレートリポジトリのブランチは main, feature/material-ui-v4.11.1, feature/material-ui-v5.0.0-alpha.32 の 3 つ

main ブランチ

  • React+TypeScript の開発及び実行環境
  • Visual Studio Code 上で開発を行うことを想定
  • 下記のリポジトリをベースとした linter, formatter の機能付き

https://github.com/oukayuka/Riakuto-StartingReact-ja3.1/tree/bcbef60c13c1f59a1f5507e5cbd743248d233b73/06-lint/04-advanced

実行結果

react-demo

feature/material-ui-v4.11.1

  • main ブランチに加えて material-ui ライブラリを追加

https://material-ui.com/

実行結果

  • 下記の図のように material-ui の Button が表示されていれば成功

material-ui-v4

feature/material-ui-v5.0.0-alpha.32

  • main ブランチに加えて material-ui のプレビュー版(ver.5) ライブラリを追加

https://next.material-ui.com/

実行結果

  • 下記の図のように material-ui の Button が表示されていれば成功

material-ui-v5

おわりに

  • backend 何か作るか・・・

Discussion