【Python】Streamlitでサクッとアプリ開発

Streamlit

概要

• PythonのWeb UI フレームワーク
  • フロントエンド（HTML/CSS/Javascript）の知識０でもフロントエンド開発が可能。
  • 他ライブラリとの互換性が高い（特に機械学習、データサイエンス領域）
    • 例）PyTorch, TensorFlow, pandas, ...

環境構築

動作環境

• OS: Mac
• Pythonバージョン：3.13.2

• インストール

pip3 install streamlit

• バージョン確認

streamlit --version

デモアプリの起動

• 公式が公開しているサンプルを起動する。
• 実装コードも記載されているため、実装の参考にもできる。

デモアプリ

• 起動コマンド

streamlit hello

• デモアプリ（Top画面）
  
• デモアプリ（マッピングデモ）
  

やってみる

• Streamlit: 1.44.0

Part1：まずは hello world

• st.write
  
  

• ソース

app.py

import streamlit as st

st.write("hello world")

• 起動コマンド

streamlit run app.py

• 起動画面
  

Part2：ラジオボタンとカレンダー

• st.radio

• st.date_input
  
  

• ソース

app.py

import streamlit as st

# ラジオボタン
radio = st.radio(
    "ラジオボタン",
    options = [
        ":rainbow[ボタン１]", 
        "***ボタン２***",
        "ボタン３ :movie_camera:"
    ],
    captions=[
        "ボタン１のキャプション",
        "ボタン２のキャプション",
        "ボタン３のキャプション",
    ],
)

if radio == ":rainbow[ボタン１]":
    st.write("ボタン１が選択されています")
else:
    st.write("ボタン１が選択されていません")
print(radio)

# 日付入力
date = st.date_input(
    "日付入力",
    value =None
    )
st.write("選択された日付:", date)

• 起動画面（1）
  
• 起動画面（2）
  

Part3: セッション管理

streamlitのコンポーネントは、アプリケーション状態を保持しない(= Stateless)なため、状態を保持する必要がある際は、session_stateを使用する。

• session_state
  
  

• ソース

app.py

import streamlit as st


if 'clicked' not in st.session_state:
    st.session_state.clicked = False

def click_button():
    if st.session_state.clicked == False:
        st.session_state.clicked = True
    else:
        st.session_state.clicked = False

st.button(
    'Click me',
    on_click=click_button,
    )

if st.session_state.clicked:
    st.write('ボタンがクリックされました！')

• 起動画面（ボタンクリック前）
  

• 起動画面（ボタンクリック後）
  

Tips

• プレイグラウンド
  • ブラウザ上（=環境構築不要）でStreamlitの挙動を確認できる。
• チートシート
  • カテゴリ別にコンポーネントがまとめられている。（ありがたい）

著者

• キャリア：エンジニア２年目
• 言語：Python, TypeScript（React）