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RSGT2024に参加して Mobius Outcome Delivery をチームに共有、開発体制の改善を試みている話

2024/01/24に公開

概要

内容

RSGT2024 に現地参加!

  • 2024/1/10 - 12 に開催された RSGT2024 に参加しました。自分は現地参加で様々な方とギャザって来ました。

気になっていたけど見れなかったセッションをチェック

  • RSGT 参加者はセッションの録画を見ることができます。当日は様々な魅力あるセッションがあるため、どうしても見たくても見れない、といったセッションが出てきてしまうのでこの録画はとてもありがたかったです。
  • この録画で気になっていた「仮説→実験→検証→学び...プロダクト開発を前に進めるためにMobius Outcome Deliveryを学び、実践していること」というセッションを見ました。
  • 詳しい内容は省略しますが、プロダクト開発をより良くするために Mobius Outcome Delivery を実際に活用してみた知見が紹介されていました。Mobius Outcome Delivery について単語は知っていたものの、具体的な内容までは落とし込めていなかったのでとても参考になる内容でした。

プロダクトチームで勉強会

  • 現在所属しているチームでは、漫然とした課題感はあったもののうまく言語化できていない状態でした。そこでこちらのセッションをチームに紹介したところ、ぜひ勉強会をしましょうという流れになりました。
  • 勉強会ではセッションで紹介されていたブログ (仮説→実験→検証→学び...プロダクト開発のループを実現するために行っていること) などをもとに、 Mobius Outcome Delivery についての内容を確認しました
    • ここでブログでも紹介されていた「各実験が点になっていて繋がっていないのではないか、繋がっていたとしてもそれが見えていないのではないか」といったような問題が言語化できたように思います
  • その後紹介されていた図をもとに、今のプロダクト開発体制でできていること、できていないことなどを話し合いました。下記はその時に作成した図です。

  • ここで、定量的な Outcome が設定できていない、Outcome がないので開発しても計測がされておらず、次の実験に繋げられていない、などの問題を洗い出すことができました。
  • 洗い出した問題から、「開発するものの意思決定の場にビジネスの方もいたほうがいいのではないか」「ビジネスからのフィードバックが得られる場が必要なのではないか」といった改善点が生まれ、会議体などを見直そうという意思決定をすることができました。まだまだこれからの段階ですが改善の一歩を踏み出せたという点は非常に良かったと感じています。

雑感

  • Mobius Outcome Delivery について実際の開発に落とし込んで紹介されていたため、紹介された側も行動に落としやすかったと感じます。セッションでも触れられていましたが、Mobius Outcome Delivery に関する実例は少ないと感じるのでとてもありがたかったです。
  • RSGT がハイブリット開催になり、自分が参加できなかったセッションも録画でみることができるのは非常に助かりました。録画されていることで「頑張ってメモを取らなくてもよい」という気持ちにもなり、内容に集中できるのでかえって理解が深まったような気がします。

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