読んだ技術書を記録していくだけの記事
概要
2023年4月から読んだ技術書を記録していくだけの記事です。
今のスキルで読後の感想とか一言添えて積み重ねの記録として使えるようにしたいのが目的です。
あと周囲のエンジニアに自分のスキル感を共有できればと思っています。
2023年7月
ネットワークはなぜつながるのか
ネットワークの基本が分かりますが、他のネットワークの書籍と違い、アプリケーション層から話が始まります。開発をやっていた身としては、物理層からの説明より分かりやすく、とっつきやすい本でした。開発からインフラに転向してきたエンジニアは一度読んだ方がネットワークの概要、なぜつながるかが分かるかもしれません。
Webエンジニアのための監視システム実用概要
監視系のSaasを現在の案件で使っていますので、ざっくり全般的のどのように監視システムを運用しているかの概要を知りたくて読みました。
ネットワークコマンド活用超入門
pingから始まりarpやtracertなどネットワーク関連で必ず使うコマンドの事例と使い方が示されています。コマンド自体は知っていましたが、オプションの使い方や使う場面が記載されているので超入門レベルの私には丁度いいレベル感でした。
図解でよくわかるネットワークの重要用語解説
きたみりゅうじ氏著で、イラスト入りで読みやすいネットワーク用語集だなと思います。レベルとしては、これからネットワーク勉強しようという時に読む本かなと。
ネットワーク管理のためのパケットフィルタリング入門
パケットの流れからフィルタリングやセキュリティに話題が及びますので、パケットに関してはこの1冊でかなりの情報を詰め込むことができました。
2023年6月
入門 監視
オライリーの本です。案件で監視系のツールを使っているので基本的なことを勉強しようと読んでみました。タイトル通り監視の入門本で監視ツールの紹介ではなくツール選定の心構えやアラートの設計など監視の基本的なことが書かれていました。
監視の設計をするエンジニアは一度読んでほしい本です。
ネットワーク監視 最強の指南書
今の案件でたまたまZabbixが出てきたので直接は触れないが気になったので読むことにしました。Zabbixという名前は聞いたことがありましたが、どんなツールか知らなかったので、ちょうど良かったです。ネットワークを監視するという視点がなかったので。
Zabbix統合監視 徹底活用
上記の本を読んだ流れて使い方の詳細を勉強するために読みました。実際に動かして覚えてみようかと思います。
インフラ/ネットワークエンジニアのためのネットワーク技術&設計入門
以前は開発寄りで、今回はインフラ寄りの目線で読んでみました。クラウドに触れているとネットワークやインフラ構成が抽象的に受け取ってしまうので、より具体的に設計レベルから学べる良い本でした。シミュレーターでネットワークを構築しながら進めてみたかったです。基本的なところから記載されていますので、基本に立ち返るために読んでいきたいです。
ITレジリエンスの教科書
可用性の基本が記載されていて、ジュニア向けの内容かなと思います。ページ数も少ないので可用性を考慮したシステムとインフラのアーキテクトをざっくりと学べます。
システム障害対応の教科書
障害発生から復旧対応まで一連の行動基準が記載されています。大型システムでの対応方法でチーム事にするべきことがざっくりと書かれていました。小中規模の開発・運用・保守を一人で対応していましたが、改めて体系的に学べた気がしました。
一般教養としてのUNIX/Linux
読み物としてUNIXとLinuxの歴史や使い方が記載されていた本で、タイトルとおり一般教養としてという感じでした。
システムプログラミング入門 実行しながら理解するLinux OSのしくみ
C言語がベースで話が進みますが、ちょっと難しかったのでまたチャレンジします。
2023年5月
業務システム クラウド移行の定石
移行についての手順書的な本です。初めて移行プロジェクトに参加するエンジニア向けです。
プログラマーは世界をどう見ているのか
西村博之氏の書籍で内容は簡単なJavascriptとHTMLの説明でした。
IT業界の病理学
業界のあるあるについて予防法や治療法が書かれていますが、、、ついつい常態化しそうなあるあるだなぁと見ていました。
自治体情シス担当のシゴト
クライアントの窓口は情シスの人になることが多いので、そもそもどんな仕事をしていて、システム開発のやりとりにどのくらい関われるのかを知っておいた方が良いかと思い読んでみました。
インフラ女子の日常
マンガと文章の構成で、インフラの仕事の一端を知ることができます。オンプレ中心のお話なので、インフラエンジニアならあるあるの本かなと思います。私は最近インフラエンジニアになったので、まだ分かりませんが、、、
日本インターネット書記
タイトルから想像できる通り日本におけるインターネットの歴史をIIJ創業者である鈴木幸一氏視点で語られる書籍です。
内容としては日本初の商用ISPとしてIIJをどう経営してきたかと、歴史的なイベントの裏でインターネットがどう関わってきたかの2軸で話が進みます。
約450ページと厚みがありますが、語り口が面白いのでサクサクと読むことができます。
今では当たり前の「通信技術に情報処理を乗せる」ことを規制や役所と戦って成し遂げてくれた著者に感謝したくなる一冊です。
Windows Server2019パーフェクトマスター
Windows Serverの構築や開発を経験したが、体系的に学んだことはなく知らない機能が多いと思い読みました。知らないことが多く、情報収集できたのでスッキリしました。
Active Directory Windows Server 2019
Windows Serverを調査してくると必ずActive Directoryが付いてきますが、「Active Directoryって何?」の状態なので読んでみました。
インフラの仕事だとActive Directoryが絡んでくることが多そうなので、事前準備というか情報のストックとして良かったです。
Azure Active Directory
オンプレのActive Directoryとの違いと知るために読みました。
Active Directory 最強の指南書
小規模のActive Directory導入を事例にしていてイラストも多用しているので読みやすい本でした。基礎的な内容を上記の本で把握してからこの本を読んだ方が良いと思います。
今さら聞けない暗号技術&認証・認可
たまに読みたくなる分野の本です。なんとなく分かった気になりました、、、難しい。
データベース速攻入門
これもたまに読みたくなる分野の本です。インフラ寄りの仕事なので関わることは少なくなりますが、基礎的な部分ですので、目を通したくなりました。モデリングからSQL、基礎から応用と一通り学べる本です。
UNIXシェルスクリプト コマンドブック
コマンドが網羅された本で、たまに読みたくなります。
MacUNIXコマンド辞典
これもたまに読みたくなります。
Windowsコマンドプロンプト ポケットリファレンス
同上。
Unix考古学
Unix開発の歴史や経緯が知りたくなり読むことにしました。ざっくりとUnix誕生までとリリース後の1990年代あたりまでのお話です。ケン・トンプソンとデニス・リッチーを知らないなんでという前書きのあおりに負けて読み進めましたが、まだ私には難しい内容がちらほらと。
ただケン・トンプソンのバックドアは面白くて時代だなぁと感心していました。
Visual Studio Code パーフェクトマスター
コマンドやtips的なものでなく、開発手法の手引きのような本でした。
Office365 導入・運用管理編
インフラ系だとソフトウェア導入や運用方法をまとめることも仕事としてありそうなので事前勉強として読んでみました。
2023年4月
失敗から学ぶRDBの正しい歩き方
「アンチパターンを生まないポイント」を読むことでテーブル設計や運用の幅が広がります。
TCP技術入門 進化を続ける基本プロトコル
序盤はネットワーク入門レベルより少し詳しくTCPの説明がありました。徐々に難しくなり輻輳制御辺りから付いていけなくなったので、いつか再挑戦します。
マスタリングTCP/IP 入門編
定番の一冊で再度読み込み。8章のアプリケーション層から章を降順で読むのが私は読みやすい。
ソフトウェア工学の基礎
大学の教科書的な本でソフトウェア開発の手法や歴史をざっくりと勉強できます。ただ勉強するほんという感じで、途中で眠く。。。。
仕事ですぐに役立つVim&Emacsエキスパート活用術
Vimを使うことが多いので、この手の本を読むのは好きです。コマンドを改めて見返して、使ってみようと思えます。繰り返し目を通そう。
プロを目指す人のためのTypeScript入門
業務でクライアント側の作成するときTypescript + React.js(Next.js、Nuxt.js)なので、改めて見返した本です。なんとなく使っていたクラスや型を体系的に振り返りができました。
Webアプリケーション構築入門
古めの本で、駆け出しエンジニアの頃に読むと良いかな。。。。
基礎からのWeb開発リテラシー
こちらも駆け出しエンジニアの頃に読むと良いかな。。。。
プログラミングの玉手箱
処理効率を意識したコーディングやエラー対応のコツなど、ちょっと意識したいことが書かれていました。100ページくらいなので、さっと読めます。
独習Linux
Ubuntuをよく使う&自前のPCなので、たまに見返したくなる本ですね。
コンピュータはなぜ動くのか 知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識
アセンブラレベルからざっくり勉強できる本で、ハード寄り低レイヤーのことが記載されています。また読みたい。
英語の技術文章
英語好きなので、なんとなく勉強用。
ディジタル作法 カーニハン先生の「情報」教室
こちらもハード寄り低レイヤーから基礎を勉強できる良書だと思います。なんとなくカーニハン先生の本は読んでおかないとなぁと。
Git入門 コマンドライン演習80
実務で使っていないコマンドや理解が曖昧なコマンドの内容を確認できました。入門ですので、これからチーム開発していくエンジニア向けですね。
未来へ繋ぐデジタルシリーズ 分散システム
大学の教科書のような本で、ハード面、ソフト面、ネットワーク、プロセスとシステム全般の分散システムについての記載がありますが、、、大事なことが書いてありますが、、、まだ合わないのかなぁと感じました。
Web技術 最強の指南書
イラストが多く200ページ位ですぐに読み切れますが、内容が濃かったです。Web技術のネットワークに特化していますが、必要なことが網羅的に書かれていて、駆け出しエンジニアにおすすめしたい一冊ですね。HTTP/3についてもあったので、最高です。
コンピュータネットワーク入門 TCP/IPプロトコル群とセキュリティ
2007年初版の本です。16年前の本ですが今も使える情報が網羅されている良書かなと思います。簡単すぎず難しすぎずちょうど良かったですので、繰り返し読みたいですね。
教養としてのコンピューターサイエンス講義
カーニハン先生の書籍。コンピューターサイエンスについてですので、基本情報技術者試験の内容を読みやすい文調と具体例を交えて、まぁ楽しく読めました。技術書というより読み物という感じで、確かに教養として知っておきたいコンピューターサイエンスかと思いました。
シェルスクリプト 高速開発手法入門
シェルスクリプトの基礎を勉強できますが、その上でWebサイトをシェルスクリプトで公開できるまでの経過を知ることができる面白い本です。
UNIXシェルスクリプト マスターピース132
やりたい事に対しての解決するためのシェルスクリプトを網羅した辞書みたいな本です。
超速!Webページ速度改善ガイド
実務でフロントの速度が気になったシステムがあったので読んでみました。ネットワーク、ブラウザ、キャッシュの調査方法や改善方法が記載されていたので、またフロントの実装する時に気をつけれますね。
ハイパフォーマンス ブラウザネットワーキング
システムの内部ではなく、ネットワークやインフラ寄りのパフォーマンスの改善方法が記載されている本です。2014年の本ですが、WebRTCやリアルタイム通信などについての内容ですので、今でも役に立つ内容が載っていました。
システム運用アンチパターン
開発メインでしているので特に気にはしていませんでしたが、次の職場がインフラ寄りなので読むことにしました。文化を知り、メトリクスを分析し、情報をチームで共有し、自動化で新しい文化を作るという感じでDevOpsを回していくのだろうと考えています。
モノリスからマイクロサービスへ モノリスを進化させる実行移行ガイド
これまでの開発ではマイクロサービスを意識したことはなかったが、今後は移行も含め、新規開発からマイクロサービスを意識(初期段階はモノリスでも)した環境構築をしないとなぁと思い、読むことにしました。ただ単なる分散モノリスではないマイクロサービスへの意識の切り替えは難しいなと思うので、また読もうかなと思います。
Real World HTTP
アプリケーション層のHTTPに特化した内容でヘッダーやメソッドの中身まで網羅している良書です。情報量が多いのですが、Webアプリ開発に必要な知識なので一読をおすすめします。
Raspberry Piで学ぶコンピュータアーキテクチャ
Raspberry Piを使ってハードウェアの側面について記載されているので、ソフトウェアエンジニアは一度読んでおくとPCの動きを理解しながら開発できるかなと思います。
Java本格入門
入門と書いてありますが本格的にJavaを使うための入門ですので、初心者や基礎という意味ではない内容です。実務でJavaは使っていて振り返り目的で読んでみました。抽象的な概念を具体例で説明してあったので、実際に手を動かしてみるには良い本で、デザインパターンにも少し触れているので、また読んでみたいですね。あと基本を覚えたエンジニアがもう少しレベルアップするために読んでみる本かなと思います。
PtyhonによるWebスクレイピング
3年前のプロジェクトでPythonを使って、その中でスクレイピングの実装を入れたことがあり、その振り返り、、、結構前なので思い出しの感じで読んでみました。ちょっと後半は難しくて断念したので、また読む機会があれば読んでみたいです。
サイトリライアビリティワークブック
SRE本の具体例が記載されているこの本、DevOpsとの関係性から始まり、SLO、モニタリング、アラート、監視と運用に関わるエンジニアリングの詳細が載っています。SRE本を読んでいなかったですが、この本から読んで、この後にSRE本を読むのも良いかも。開発とは別の目線でプロジェクトを考えているのだなと思いました。手元に置いておいて、一つの基準になりそうですね。
Docker/Kubernetes実践コンテナ開発入門
Docker含めKubernetesについて基本から記載されています。Dockerは実務でも設計・構築していたのでなんとなく分かっていましたが、活字で改めて学習でき、Kubernetesも今後のためにと思い読むことにしました。ちょっと古いですので、抽象的な概念を読み取るレベルでざっくり読んで、Kubernetesを構築してみました。まだHemlの有用性を感じられないので、自分の実力はまだまだかなと。
Kubernetesで実践するクラウドネイティブDevOps
Kubernetesの本としてかなり良書です。開発、運用、監視に使えるサービスが記載され、具体的なコードやコマンドもあるので、これで手を動かすと大体のKubernetesの概念は分かるかも知れないです。手元に置いておきたい良書。また読もう。
アプリケーションアーキテクチャ設計パターン
Javaをベースにした設計の解説本です。タイトル通りアプリ側の設計でなんとなく実装しているところを言語化できるので良いですね。クライアント、ビジネス層、DB寄り、バッチ処理と一通り把握できますが、初心者には向かないかなぁと思います。
コンピュータ・システム プログラマの視点から
800ページ越えの鈍器と化す本ですが、基本情報での内容が更に詳細に記載されている良書です。はっきり言って今の私には手に負えない内容ですので、またいずれ挑戦します。
アルゴリズム&デザインパターン
100ページと薄い本ですが、アルゴリズムの有名なパターンとGoFのデザインパターンをできるだけ具体的に且つ簡易に収めた本かなと思います。アルゴリズムにページを取っているので、コーディングの基礎力アップに役立ちそうです。
Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道
コードの書き方でなくプロのプログラマへの心構えが書いてある本ですね。確かに注意散漫の時にコードを書いたらダメですね。
実践bashによるサイバーセキュリティ対策
bashの基本からセキュリティのための情報収集方法、解析、監視、テストの方法が記載されてます。コマンドラインの叩き方を覚えられるので開発者も一度読んでおくと知識の幅が広がる一冊になる本だと思います。
セキュリティのためのログ分析入門 サイバー攻撃の痕跡を見つける技術
セキュリティに特化したログ分析本です。セキュリティに特化したプロジェクトの参加はないですが、ログの取得方法や検知、防御方法が記載されています。ツールを使った方法もあり、こちらも開発者一読の一冊だと思います。
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