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「Web配信の技術―HTTPキャッシュ・リバースプロキシ・CDNを活用する」読書感想

2022/07/03に公開約1,200字

著者

この本の購入のきっかけ

きっかけは2022年6月21日にCloudflareが落ちたことです。

https://gigazine.net/news/20220622-cloudflare-incident-on-june-21/

上記のニュースで、原因になったのが「Cloudflare」というサービスです。「Cloudflare」を知らなかったので調べてみるとCDNサービスとのこと、、、CDNについてよく知らないので、この書籍を購入しました。

この本を読んでほしい層

・キャッシュやCDNを体系的に学びたいエンジニア

感想

「CDNとは」「キャッシュとは」が一から記載されているので、体系的にCDNとキャッシュについて学習することができます。

第1章は前置きで、第2章はネットワークの視点からキャッシュについて記載されています。この第2章でCDNの概要も分かります。ネットワークの知識があると理解が早いかもしれないです。

第3章はHTTPヘッダの設定とコンテンツについてです。
最初はHTTPヘッダの基本が記載されていたので、復習になりました。その後、キャッシュを使う際のHTTPヘッダの設定の仕方、画像や動画コンテンツの圧縮の仕方が記載されています。
この章はバックエンドとフロントエンド開発者は読んでおいた方が良い内容です。業務でContent Security Policy (CSP)の要件があり、ヘッダについて少し知識があったので読みやすく勉強になりました。

第4章から事例を踏まえて実践向きの内容です。プロキシの設定ファイルを見ながらキャッシュによる負荷対策が記載されています。インフラ寄りで実際に手で動かしてみたいですね。

第5章は大規模な配信とキャッシュについてです。これまで大規模になるシステム要件の開発はしていないので想像がつかないですが、知識の引き出しのために読みました。スケールアウトした時のキャッシュの扱いは頭に入れておいて損はないですね。

第6章、第7章はCDNについてです。ここでAmazon CloudFrontやCloudflareの名前が出てきて、CDNをの使い方が記載されています。CDN万能のように思えてきましたが、障害や注意点もしっかり書かれています。
あと自作CDNについても記載があります。ラズベリーパイで作れるだろうか。

この本を読むと、キャッシュとCDNについて一通り把握することができます。インフラエンジニアはもちろん、バックエンドやフロントエンド開発にも必要な知識ですので、おすすめしたい一冊です。

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