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「モダン・ソフトウェアエンジニアリング」読書感想文
概要
- 英語のタイトルは?
- The Essentials of Modern Software Engineering: Free the Practices from the Method Prisons!
- Amazonのリンク先
- 著者
- Ivar Jacobson(イヴァー・ヤコブソン)
- Harold "Bud" Lawson(ハロルド・バッド・ローソン)
- Pan-Wei Ng(バン・ウェイ・ン)
- Paul E. McMahon(ポール・E・マクマホン)
- Michael Goedicke(マイケル・ゲディケ)
- 翻訳
- 角征典
- 監修
- 鷲崎弘宣
前提
どうして購入したか
- 上司からのオススメ(その上司はまだ見ていないが・・・忙しいのであろう)。
- 著者のイヴァー・ヤコブソンが統一モデリング言語 (UML) の開発者だから(システムの記述には必ずUMLを使っています)。
- Essenceという言語を使った新しい開発手法が載っているとの口コミを読んだから。
これまでに読んだUML関連の書籍
- UMLモデリング入門
- UMLモデリングレッスン
- UMLモデリングの本質
- ユースケース駆動開発実践ガイド
- その場でつかえる しっかり学べるUML2.0
- UMLモデリングのエッセンス
感想
内容は第1部がEssenceの概要を説明、第2部は手法で説明、第3部は小規模開発での使用方法を説明、第4部は大規模開発での使用方法を説明しています。
ソフトウェア開発に必要な要素を全て含めたものをソフトウェアエンジニアリングと定義しています。そのソフトウェアエンジアリングにEssenceという方法でアプローチしています。
UML、スクラム、ユースケース等、個々の手法をEssenceの一部として考え、統合して開発を進める手法だと思いました。
Essenceという開発手法は面白そうです。しかし、すぐに実践に移せるかは分からないですね。まずは練習と小規模開発で実践することとメンバーに認知してもらうことが必要です。
Essenceは広まっているそうですが、海外では一般的なのでしょうか?この本で初めてEssenceを知ったのですが、、、知らなかった私が遅れているのか。
下記のSEMATでトレーニング方法や動画解説を見ることができます。
- SEMAT(Software Engineering Method and Theory)のURL
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