【新卒1年目】記事を自動生成するwebサイトAuticleを個人開発しました。
ブログやメディアのライターさん向けに3000文字以上のSEO記事を自動生成するwebサイトを個人開発し、リリースしたので記事にしてみました。
リリースしたwebサイト
Auto(自動) + Article(記事)でAuticleという名前にしました。
メインのキーワードとテールワードを入力するだけで記事を自動生成してくれるプロダクトになります。
↓自動生成された記事です。こちらはPDCAについての解説記事を作成しました。
↓無料で数記事作れますので、皆様よろしければ使ってみてください。↓
webサイトを作成したきっかけ
ライターをやっている友人から普段の業務の話を聞いた際に、業務フローがかなり固まっていたため、自動化できると考えたからです。
ライターの業務は基本的には
- メインワードとテールワードの決定
- 競合記事の分析
- メインワードとテールワードを盛り込んだ目次の作成
- 各段落の作成
- 全体の修正
といった具合の流れを踏みます。
そのうち1は先方や上司に指示をされることが多いので、メインの業務は2~4になってきます。
開発当初は2~3を簡単に自動化できると考え、開発し始めましたが、chatgptの登場により4までサポートできると考え、2~4を主にサポートするwebサイトとなりました。
どんなwebサイトか
簡単な使い方
- キーワードの指定
記事のメインのキーワード(今回は空気清浄機)と
テールワードを入力します。(今回は種類, 機能, 購入, 効果, メンテナンス)
- 記事に採用する内容を選ぶ
メインワードとテールワードに沿った内容(段落)が複数出力されるので、それらを選択することで記事を組み立てます。
- 要約バージョンの確認
精度の低いモデルで簡単に各段落の内容を出力しています。
こちらは内容の大枠を確認するための機能です。
- 記事の出力
3番で出力された記事よりも精度の良い記事を取得することができます。
少し手直しをすればそのままブログ等々の記事として使うことが可能です。
https://auticle.tech/web/
便利ポイント
Auticleは記事を自動生成するためのwebサイトとして次のような機能を持っています。
- 文字数が多い
ほとんどのライターさんがノルマの文字数が設定されています。
既存の記事作成サイトでは長文を作成すると非常にコストがかかりますが、auticleでは簡単に3000文字以上の記事を作成することができます。 - テールワードの自動作成
メインワードだけ決まっている場合にはテールワードを推薦してくれます。
- 事前に要約が確認可能
課金が必要になるよりも前の段階で出力される記事の方向性がわかるので、ライターさんに親切な設計になっています。
こだわりポイント
モバイル対応
電車の中や暇な時にも記事が進められるようにモバイルのUIにも対応しました。
高速
分散処理を行うことで、短い記事だと1記事あたり5分程度で作成できるようにしました。
また、分散処理を行っているため長くなっても6,7分程度には収まると思います。
安価
国内の他のサービスに比べて単価をギリギリまで切り詰めました。
ここは個人開発の強みかなと思います。
技術スタック
fastapi
openapiベースでサクサク開発を進めたかったため、相性が良くて軽量なfastapiにしました。
lambda
記事の生成等々を順番に行っていると非常に時間がかかるため、lambdaで分散処理を行うようにしました。
これによって、テールワードの数などが増えても生成に時間が掛からなくなります。
docker
fastapiもlambdaもdokerで環境構築を行っています。
途中で不慮の事故でmacを買い替えたため、この選択は正解でした。
react + typescript + mui
フロントは慣れ親しんでいる構成で行いました。
openapi
fastapiとreactの繋ぎ目はopenapi generatorで自動生成しました。
mustacheファイルを編集し、限界までコードも自動生成を行うようにしました。
↓無料で数記事作れますので、皆様よろしければ使ってみてください。↓
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