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【LINE API】LINEミニアプリとLIFFアプリの違い
はじめに
この記事で書くこと
LINEが提供するウェブアプリのプラットフォームである、LIFFアプリとLINEミニアプリで出来ることの違いを書きます。
参考文献
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。
LIFFアプリとは
LIFF公式ドキュメントで以下のように説明されています。
LINE Front-end Framework（LIFF）は、LINEが提供するウェブアプリのプラットフォームです。このプラットフォームで動作するウェブアプリを、LIFFアプリと呼びます。
LIFFアプリを使うと、LINEのユーザーIDなどをLINEプラットフォームから取得できます。LIFFアプリではこれらを利用して、ユーザー情報を活用した機能を提供したり、ユーザーの代わりにメッセージを送信したりできます。
LIFFアプリを使うメリットとしては、
- 複雑な認証、認可を自分で実装することなく、LINEのプラットフォームからユーザのプロフィール情報を安全に取得でき、他の情報との紐づけなど開発で役立つ
- LIFFに用意されているシェアターゲットピッカーを利用することで、選択したグループまたは友だちにシェアすることを促せる
- ユーザがLIFFにアクセスした際に、ボットリンクという機能を使うことで友達登録フローを自然に促せる為、友達追加してもらえる可能性が高くなる
- LINE内だけでなくWebブラウザにも対応している
などがあります。
LINEミニアプリとは
LINEミニアプリ公式ドキュメントで以下のように説明されています。
LINEミニアプリは、LIFF（LINE Front-end Framework）上で実行されるウェブアプリです。LINEミニアプリを使えば、ユーザーはアプリをインストールしなくてもサービスを利用できます。
LINEミニアプリを使うメリットとしては、
- 動作するブラウザ以外はLIFFのメリットとして上げた部分はすべて含んでいる（※ミニアプリはスマートフォン版LINEのみの動作）
- LINEのホーム画面からの導線が作れる、iOS端末であればiphoneのレコメンドにも表示される
-
サービスメッセージという無料で送信できるメッセージの配信ができる（LINE公式アカウントを友だち追加していなくてもメッセージを送信できる）
※販促を促す等の目的でのメッセージ送信は禁止されており、ユーザがミニアプリで操作したアクションに対する、確認や応答としてのみ送信できる（※詳細 サービスメッセージの条件）
などがあります。
LIFFとの違いで、
- リリース審査がある
という違いがある為、ミニアプリとして作成する場合は審査を通す必要があることを前提に開発を進める必要があります。
（※審査の確認事項）
LINEミニアプリとLIFFの違い
| LIFF | LINEミニアプリ | |
|---|---|---|
| 審査 | なし | あり |
| 動作環境 | LINEアプリ（スマホ） | LINEアプリ（スマホ） ブラウザ（PC・スマホ） |
| サービスメッセージ | なし | あり |
| LINEホーム画面から開く iphoneのレコメンドに表示 |
なし | あり |
| ボットリンク | あり | あり |
結論
ミニアプリでしかできない事がやりたくなったら、ミニアプリで作成する方向で考える。
それ以外はLIFFでスピーディーに開発をする。
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