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DevOpsやSREの面接対策・実践的な技術問題を学べる神リポジトリ devops-exercises
想定読者
- 「DevOps や SRE の面接対策って何をやればいいの?」 という人
- DevOps/SRE 初学者〜中級者
- DevOps/SRE関連の技術を総復習したい人
はじめに
↑こちらのリポジトリご存知でしょうか?
- 技術面接でよく出る質問と回答
- DevOps/SRE の実践課題
- 各種クラウドやツールの学習素材
これらが詰まった神リポジトリです。
この記事では、実際に触ってみた解説記事です。
リポジトリの全体像
devops-exercises/
├── certificates/ # 資格試験対策
├── exercises/ # 実践課題(Shell/Python)
├── topics/ # 技術カテゴリ別の質問集
└── prepare_for_interview.md # 面接対策ガイド
特に 「topics/」 が充実しており、Linux、Docker、Kubernetes、AWS、GCP、Terraform
など、幅広いトピックが網羅されています。
以下では、いくつかピックアップして紹介します。
topics 触ってみた
Linuxコマンド
topics/linux.md
から抜粋します。
Q. ファイルの行数を数えるコマンドは?
wc -l filename
Q. findコマンドで拡張子が .log のファイルを検索するには?
find . -type f -name "*.log"
いわゆる定番問題です。
C言語
Q. yayは何回出力される?
#include<stdio.h>
#include <unistd.h>
int main()
{
fork();
fork();
printf("\nyay\n");
return 0;
}
fork()
が2回呼ばれ、プロセス数は 1 → 2 → 4 に増加。
各プロセスが1回ずつ printf()
を実行するため、 4回
Linuxのfork()システムコールに関する典型的な面接問題ですね。
AWSやKubernetes,Terraform もカバー
topics には以下のような技術領域もカバーされています。
- AWS(EC2, S3, IAM, CloudWatch など)
- Kubernetes(Pod, Deployment, Service の動き方)
- Terraform、Ansible、Prometheus
- SRE(SLI/SLO/SLA)
実務で触れる内容を幅広く学習できます。
面接準備ガイドも良い
リポジトリ直下のprepare_for_interview.mdには、面接準備の心得とか書かれています。
下記にチェックリストとして整理しておきます。
DevOps/SRE 面接対策チェックリスト
1. Linuxとプログラミングは必須
- Linuxの基本操作(コマンド、シェル、ファイルシステム)
- OS、デバッグ、ネットワークの理解
- トラブルシュート・パフォーマンスチューニングの経験
- 得意な言語でのスクリプト作成(Bash/Pythonなど)
- 自動化・ツール開発・CLIツールを自作した経験
- HackerRank / LeetCode / Exercism で実践練習
2. 設計力・ツール理解・シナリオ対応力
- CI/CDパイプライン設計を説明できる
- ケーラブルなログ基盤の設計経験
- マイクロサービスやインフラ設計の具体例を話せる
- 自分が使っているツールについて「なぜ使うか・どう動くか」を説明できる
- 求人票を元にシナリオ(例:サーバープロビジョニング、スクリプト作成)で練習
- 自作DevOpsプロジェクト(ポートフォリオ)を1つ以上作っている
3. 自己分析 × 企業理解
- 企業の事業内容・プロダクト・強みを調査
- 面接時に聞きたい逆質問を準備している(チーム規模、WLB、成長機会など)
- 模擬質問リストを作り、回答練習
- 友人・同僚に模擬面接
- HRや採用担当に「面接フローや重点ポイント」を確認
- 面接は「自分も会社を見極める場」として臨む
おわりに
「DevOps/SRE、どこから手を付けていいか…」という人は、このリポジトリを上から順番にやるだけでも相当レベルアップ できそうです。
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