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エンジニアリングマネージャー(EM)になるために

2022/11/11に公開約1,800字

はじめに

自分は、製造業のDX推進組織でテックリードエンジニア&スクラムマスターの仕事をしています。
今後、マネージャクラスへとステップアップするにあたって、必要なマインドセットや振る舞いについて、学んでおこうと思いました。
そこで、Become an Effective Software Engineering Managerと翻訳本であるエンジニアリングマネージャーのしごとから学びました。本稿では学んだ内容をシェアしたいと思います。興味持った方は是非、書籍をご購入ください。

1on1が、マネージャーとして最も重要な活動

組織で重要なのは、組織が同じベクトルを向いていることと考えます。
そのためには、各人の認識の見解について「一致している部分」と「一致していない部分」を可視化して、一致しない部分について、対応することが必要です。
このような認識のズレを1on1でコミュニケーションすることで、把握します。
そのためにマネージャーは、1on1ミーティングを毎週繰り返し実施しましょう。

1on1で聞きたいこと

  • チームやチームのパフォーマンスに対する意見
  • それぞれの人となり
  • どのような働き方をベストと考えるか
  • 組織の中でのどう役割を果たすか

このようにベン図の形にして、

  • あなたとメンバとの見解
  • あなたと上司との見解
  • 上司とメンバとの見解
    の3つにおいて、一致する部分と一致しない部分はどこにあるか、スナップショットをつくりましょう。
    一致していない部分は、コミュニケーションを取りながら認識を合わせていきましょう。

情報収集、意思決定、ナッジング、ロールモデル

マネジメント活動は以下の4つに分類されるとインテルの創業者が言っています。

  • 情報収集
  • 意思決定
  • ナッジング
  • ロールモデル

情報収集

意思決定するための土台となります。積極的に質問する、追求するなど知りたがりになりましょう。
他の人と話したり、つながりを作ることも重要です。

意思決定

休暇申請を承認するのか。
インフラをクラウドに移行するのか、自社のデータセンターに留めるのか。
意思決定を真剣に行い、結果に対して責任を持ちましょう。

ナッジング

議論に対して自身の観点を提供することで、決定に影響を与えることです。
オフィスを国内におくか海外に置くべきか。自分の意見を主張します。

ロールモデル

スタッフや同僚に自分がロールモデルとして、実例を示しましょう。
もしオフィスに夜遅くまでいるとしたら、ロールモデルではありません。
帰宅しましょう。

マネージャのアウトプット

マネージャの計測可能なアウトプットとは何でしょうか。
アンディ・グローブが以下の方程式によって計測できると主張しています。

マネージャーのアウトプット=
あなたのチームのアウトプット+あなたが影響を与えた他のチームのアウトプット

  • チームのアウトプットに責任を持ちます。チームがうまくいかないなら改善するのが仕事です。
  • チームのアウトプットは、自分のアウトプットより重要です。自分のタスクを潰すよりも、権限委譲やコーチング、メンタリングに尽力すべき
  • 他のチームに影響を与えましょう。ナッジングする。ロールモデルになることが重要です。

おわりに

有能マネージャーと無能マネージャーとの差はどこにあるのでしょうか。
おそらく有能なマネージャは、自分個人の成果にとどまらず、チームとしての成果を最大化する、さらに他のチームの成果を最大化するような行動をとっていると思います。
このように意識や行動を変えていきたいですね。

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