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Meta quest3のunity開発環境構築

2024/12/31に公開

はじめに

quest3のunity開発環境って色々あってどれがスタンダードなのか分からない&当時あんまり記事が見当たらなかったため、備忘録的に残します。

環境

  • macOS Sequoir 15.2/Windows 11
  • unity 2022.3.19f1

SDKどれ使う?

xr interaction toolkit(unity)やmeta xr sdkなど色々ありますが、やっぱりまずは公式が出しているやつを使おう、ということでmeta xr sdkで環境構築していきます。

前提条件

公式ページより、必要環境は以下の通りです。対応しているunity verとモジュールが無い人はインストールしておきましょう。

  • Windows 10以上(64ビット)またはmacOS Sierra 10.10以上(x86)の開発マシン
  • Unity Editor 2021 LTS以上で以下のモジュールがインストールされているもの
    • Androidビルドサポート
    • OpenJDK
    • Android SDK & NDKツール

meta xr sdkどれ使う?

  • 次にunityアセットストアからmeta xr sdkを導入していきますが、下記の通り色々あってどれ使えばええねんってなります。こんな時はとりあえず一番左上のmeta xr all-in-one sdkを使いましょう。画像の中の色々あるsdkがまとめてほぼ全部入ってきます。

    とりあえずまずはほぼ全部入りのmeta xr all-in-one sdkを入れて、開発が進んできたらいらないものを除去していく形がいいのかなと思います。

meta xr sdkセットアップ

  • v71からハンドトラッキングがOpenXR準拠のものが推奨になるため、はじめにポップアップが出てきたらuse OpenXRの方を選択する(好きな方で良いと思うが、ovr hand skeltonは廃止予定(参照))
  • 次に画面上部のMeta>Tools>Project Setup Toolsを開き、Fix AllとApply Allを押す。
  • それでも下記画像のようにIssuesが消えないときがある。

    原因はOpenXR PluginとXR Plug-in Managementを入れろと書いてあるので、画面上部のWindow>Package Managerを開き、➕の横をPackeges: Unity Registryにし、右の検索バーからOpenXRを検索してインストールする


  • install後、unity editorの再起動とxr関連パッケージのEnable化が求められることがあるので、Enableしかつ再起動する。その後下記Meta Project Setup Toolが開くので、再度Fix AllとApply Allを押しておく
  • これでMeta Project Setup ToolのIssueとunityのエラーが全て消えればセットアップ完了。なお画面上部のMeta>Tools>Building Blocksからハンドトラッキングやパススルーなどのサンプルをお手軽に導入できる。

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