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📝 Cursor v0.5のアップデート内容

cursor v0.5アップデート内容についてメモ

価格体系の簡素化と統一
これまでの複雑だった価格体系が見直され、よりシンプルで分かりやすくなった
- 全てのモデル利用がリクエストベースの価格体系に統一。
- Max Modeはトークンベースの価格設定に(APIと同様)。
- プレミアムツールコールやロングコンテキストモードは廃止。

全てのトップモデルでMax Modeが利用可能に
最先端のAIモデルの能力を最大限に引き出せるMax Modeが、全てのトップモデルで利用可能になった
- 主要な最新モデルでMax Modeが利用可能。
- モデルピッカーから簡単に有効化。

MAXモード使う場面がこれまでなかったが、リファクタリング案件などで使ってみるのはあり。

新しいタブモデル
複数ファイルにまたがる変更提案が可能になり、より広範囲なコード編集がスムーズになった
- 複数ファイルへの変更提案に対応。
- 補完候補にシンタックスハイライトを追加。

これは今までとそこまで大差ない気もするので、恩恵を受けられるかは微妙。

バックグラウンドエージェント (プレビュー)
AIエージェントがバックグラウンドで動作可能になり、複数のタスクを並行して処理できるようになりました。
- Cursorエージェントがバックグラウンドで実行可能に。
- 複数のエージェントを並行して実行し、より大きなタスクに取り組める。
重要な点としては、
- まだプレビュー段階で公開ユーザーが限定されている
- プライバシーモードが無効になっているユーザーのみ使用可能
となっている。

コードベース全体のコンテキスト取り込み
@folders
を使うことで、コードベース全体をAIのコンテキストとして認識させることが可能になった
-
@folders
でコードベース全体をコンテキストに追加可能に(設定でFull folder contents
の有効化が必要)。

インライン編集機能 (Cmd/Ctrl+K) の刷新とエージェント連携
インライン編集機能がより使いやすく進化し、エージェントとの連携も強化されました。
- インライン編集のUIを刷新。
- ファイル全体の編集 (⌘⇧⏎) やエージェントへの送信 (⌘L) オプションを追加。

長いファイルに対する高速な編集機能 (エージェント)
エージェントが長いファイル内のコードを効率的に検索・置換できるようになり、編集速度が向上しました。
- エージェントにファイル内のコード検索・置換ツールを追加。
- 長いファイルの編集効率が大幅に向上。

まずはAnthropicモデルで対応、その後他モデルにも拡大予定っぽい

マルチ ルートワークスペースのサポート
複数のプロジェクトフォルダを1つのワークスペースで扱えるようになり、横断的な作業が容易になりました。
- 複数のコードベースを1つのワークスペースで管理可能に。
- 全てのフォルダがインデックス化され、Cursorで利用可能。