🪟
Windows11でVPN接続時のネットワーク速度が重たくなる問題を解消
問題
- Windows11でVPN接続したときにネットワーク速度が著しく低下する問題が発生
- Windows10の場合は問題発生しないみたい
- 起動しているアプリがすべて重たすぎてフリーズしている状態
原因
- 更新プログラム番号
KB5026372
のアップデートが悪さをしている可能性が高い。
解決策
LT2P接続を有効にする
-
L2TP接続とは?
L2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)は、仮想的なプライベートネットワーク(VPN)接続を確立するための通信プロトコルです。L2TPは、インターネット上の不安全なネットワークを使用して、リモートユーザーやリモートネットワークとの安全な通信を提供するために使用されます。主にリモートアクセスVPNやサイト間VPNの構築に使用されます。 L2TPは、2つの主要なプロトコル、L2TPとIPsec(またはL2TP/IPsec)の組み合わせによって構成されることが一般的です。IPsecはデータの暗号化や認証を提供し、L2TPはトンネルを確立し、トラフィックをトンネル内で送受信するためのプロトコルです。 L2TPの動作は以下のようになります: トンネルの確立: クライアントとサーバーの間でL2TPトンネルを確立します。このトンネルは、クライアントとVPNサーバー間でデータをカプセル化して送信するためのセキュアな経路を提供します。 セッションの確立: L2TPセッションを確立し、クライアントとサーバー間でデータの通信を可能にします。このセッションは、トンネル内で行われるネットワークトラフィックの管理に使用されます。 IPsecの適用(L2TP/IPsecの場合): セッションのセキュリティを確保するためにIPsecが適用されます。IPsecはデータの暗号化、認証、データの整合性の確保などを提供します。 L2TPは古典的なVPNプロトコルの1つであり、セキュリティとプライバシーを重視したネットワーク接続を実現するために使用されます。しかし、より新しいVPNプロトコル(OpenVPN、IKEv2、WireGuardなど)も登場しており、選択肢が広がっています。
流れ
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windowsの検索バーで
services.msc
と検索する -
サービスを開く
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Ctrlキー + F で検索窓を出す
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Routing and Remote
と検索する。検索窓が出なければ目視で探す。 -
クリックすると、以下のような画面が開くことを確認
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スタートアップの種類
が無効になっているので、自動(遅延開始)
にして、OKを押す(OKをではなく、適用だけで行けるかも?) -
再度開いて、
サービスの状態
が停止になっている場合は、開始
を押す -
VPN接続して、サービスを開いてみる
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開けば成功
参考記事
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