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iPhoneアプリがリジェクトされた場合の再申請手順
Appleの審査でアプリがリジェクトされても、落ち着いて修正と再申請を行えば問題ありません。以下の手順に沿って対応しましょう。
1. Xcodeでの対応
① プログラム修正とバージョンアップ
リジェクトの原因となったコードや設定を修正後、アプリの バージョン番号 と ビルド番号 を更新します。
-
.xcodeproj
ファイルを開く - 左ペインの「TARGETS」からアプリ名を選択
-
General > Identity
にて以下を変更:- Version(例:1.0.0 → 1.0.1)
- Build(例:1 → 2)
② アプリの再ビルドとアップロード
- Xcode上部のビルドターゲットを
Any iOS Device (arm64)
に変更 - メニューから
Product > Archive
を選択してビルド - アーカイブ完了後、
Distribute App
をクリック - 配信方法として
App Store Connect
を選択してDistribute
-
Done
をクリック
2. App Store Connectでの対応
① ビルドの差し替え
- App Store Connect にログイン
- 対象のアプリを選択し、アプリバージョンの画面を開く
- 古いビルドを
−
ボタンで削除 -
+
ボタンで新しいビルドを追加 - コンプライアンスがありません
管理
をクリック 保存
② アプリの再申請手順
-
審査用に追加
をクリック -
App Reviewに再提出
をクリック - 件名
The status of your (iOS) app, アプリ名, is now 'Waiting for Review'
のメールが届く - 数時間〜数日で件名
In Review
のメールが届く - 審査に通過すると、以下の2通のメールが届く
Your submission was accepted
アプリ名 is now 'Ready for Sale
補足ポイント
- ビルド番号の変更は必須:同じビルド番号では再アップロードできません。
- リジェクト理由の確認を丁寧に:Appleからのコメントに従って、正確に修正しましょう。
- 再審査には時間がかかる場合あり:通常は1〜3日程度で結果が出ます。
これでリジェクトから再申請までの手順は完了です。焦らず、丁寧に作業を進めましょう。
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