EC2にスワップを追加する

前提

• 手元の環境ではAmazonLinux2023を使用しています
• スワップ領域の作成に十分なストレージ容量を確保してください

スワップの作成

1. 現在のスワップ設定を確認

free -m

2. スワップファイルを作成

countの部分で容量を指定する。今回は1GiBで作成（count=1024）。
RAMが2GiB以下なら「RAM×2」程度、4GiB以上なら「RAMと同量以下」を目安に調整すると良い。

sudo dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1M count=1024

3. スワップファイルのパーミッションを変更

sudo chmod 600 /swapfile

4. スワップ領域として初期化

sudo mkswap /swapfile

5. 有効化

以下のコマンドでスワップを有効化する。

sudo swapon /swapfile

6. 再起動後も自動で有効になるようにする

ここまでの状態だと再起動後にスワップが無効化されてしまうため、以下のコマンドを実行する。

sudo sh -c 'echo "/swapfile swap swap defaults 0 0" >> /etc/fstab'

スワップの削除

1. スワップの無効化

sudo swapoff /swapfile

2. スワップファイルの削除

sudo rm /swapfile

スワップサイズの変更

サイズを変更したい場合は、スワップの削除 をしてから スワップを再度作成 する。