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Homebrewで複数ユーザに影響を与えずパッケージを管理する方法

2024/06/22に公開

はじめに

みなさん、Homebrew🍺使ってますか?
Macで開発を行う方の多くは、Homebrewを使ってパッケージ管理をしていると思います。
とても便利なHomebrewですが、通常の設定だと1台のMacを複数ユーザで使おうとした際に他のユーザがインストールしたパッケージが自分の環境に影響を与えてしまいます。

この記事では、そんな問題を解決するために、各ユーザが独立してHomebrewを使ってパッケージ管理を行う方法をご紹介します。

手順

Homebrewのインストール

  1. まず、Homebrewを各ユーザ専用のディレクトリにインストールします。
mkdir ~/homebrew
  1. ディレクトリを作成できたら、以下のコマンドでインストールを行います。
curl -L https://github.com/Homebrew/brew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C ~/homebrew

環境変数の設定

Homebrewをインストールした後、コマンドを正しく実行できるように環境変数を設定する必要があります。

  1. 今の状態だとbrewコマンドが通らないため、~/.zshrcファイルにパスを設定します。
echo 'export PATH="$HOME/homebrew/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
  1. また、caskのインストール先をデフォルトの/Applicationsから各ユーザ専用の~/Applicationsに変更します。
echo 'export HOMEBREW_CASK_OPTS="--appdir=~/Applications"' >> ~/.zshrc

設定の反映

最後に、設定を反映させるためにターミナルを再起動するか、以下のコマンドを実行します。

source ~/.zshrc

まとめ

正しく設定が反映されていれば、インストールしたパッケージが他のユーザからは見えなくなっているはずです!
一部のソフトウェア(Zoom等)は/Applicationsにインストールされてしまうため、自分はインストール後に手動で移動することで対応しました。
こちらの解決策をご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけますとありがたいです。

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