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/etc/hosts とは?

etc/hosts とは?🗂
/etc/hosts は、ドメイン名とIPアドレスの対応関係をローカルで定義するためのファイルです。
このファイルに記載されたルールは、DNSよりも優先的に使用されます。
構文
IPアドレス ホスト名
// 例
127.0.0.1 localhost
192.168.0.10 dev.myapp.local
このように設定すれば、http://dev.myapp.local で 192.168.0.10 にアクセスできるようになります。
よくある用途🛠
- ローカル開発:仮想ホスト名でアクセス
- テスト環境の切り替え:IPを書き換えるだけで接続先変更
- 通信制限:特定のサイトを遮断(例: 127.0.0.1 facebook.com)
編集場所と方法✍️
編集コマンド (mac / Linux の場合)
sudo nano /etc/hosts
注意点⚠️
- 管理者権限(sudo) が必要です
- 書き間違えるとネット接続や開発に影響します
- IPv6用の ::1 も設定されていることがあります(::1 localhost など)
DNSとの違い
通常、ドメイン名の解決は DNS によって行われますが、
/etc/hosts に一致するエントリがある場合は、DNSよりも先にそちらが使われます。
そのため、ローカルでのテストや一時的なドメインの書き換えに便利です。
まとめ📝
- /etc/hosts は ローカルの名前解決ルールブック
- DNSより優先されるため、開発や制限に活用できる
- 編集には 管理者権限 が必要。慎重に扱おう