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DNSとDNSSEC

TaiyoTaiyo

DNS(Domain Name System)とは?

「www.example.com → 192.168.1.1」みたいに、ドメイン名をIPアドレスに変換するシステム

仕組み

  1. ユーザーが「www.example.com」にアクセス
  2. DNSサーバーに問い合わせる → IPアドレス(192.168.1.1)が返ってくる
  3. そのIPアドレスを使って、サーバーに接続する

問題点❌

  • DNSはもともと「セキュリティ」を考慮して設計されていない!
  • 攻撃者が偽のIPアドレスを返す 「DNSキャッシュポイズニング」 などの攻撃が可能。

DNSSEC(DNS Security Extensions)とは?

「DNSの応答が本物かどうかを電子署名で保証する仕組み」

仕組み

  1. DNSサーバーが「デジタル署名付きのDNSレコード」を返す(RRSIGレコード)
  2. クライアント側が「公開鍵(DNSKEYレコード)」を使って署名を検証
  3. 改ざんされていなければOK、署名が不正ならアクセスしない!

✅ DNSSECが防げる攻撃

  • DNSキャッシュポイズニング(偽のIPアドレスを返される攻撃)
  • 中間者攻撃(MITM)(DNSリクエストを偽装される)

💡 DNSに電子署名を付けることで、データが改ざんされていないか確認できる!

📌 DNSとDNSSECの比較まとめ

✔ DNS → IPアドレスを取得するだけ(安全性なし)
✔ DNSSEC → データの正当性を保証し、安全なDNSを実現!
✔ DNSSECを導入すれば、「なりすまし・キャッシュポイズニング」を防げる!