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OpenSeaのNFTのCollectionを複数人で管理する

2022/02/02に公開

こちらの記事では、こちらの記事で紹介したOpenSeaのNFTのCollectionの編集機能のを使って複数のアカウントでコレクションを管理する方法について記載します。

コラボレーターを設定してCollection編集権限を移行しよう

Collection編集画面からコラボレーターの追加をクリックして、新しく編集権限を持たせたいアカウントを設定します。

設定が完了すると、このように表示されます。

この状態で新しいアカウントでサインインしてコレクションページにいくと無事に編集ボタンが表示されるので、コレクションの編集を新しいアカウントで行うことが可能です!

注意点

追加されたコラボレーターには、他のコラボレーターを削除する権限がない

こちらは僕も誤解していたのですが、コラボレーターに追加されたアカウントには他のコラボレーターを削除する権限がないようです。こちら実際に試してみました。

このようにコラボレーターを追加した場合

自分が元々ownerアカウントだった場合は、他のコラボレーターを削除することは可能でした。

しかし、自分が追加されたアカウントの場合は、他のコラボレーターを削除しようとすると

このように追加元のアカウントだけが残って、他のアカウントが全て消えてしまいます。

この状態だと編集権限がなくなってしまうので、再度編集ページにアクセスすると、下記のようなメッセージが表示されます。

TransferOwner ShipではCollection権限は移行しない

こちらは僕も誤解していたのですが、TransferOwnershipでownerを他のアカウントに移行しても、OpenseaのCollection権限は自動的に移行しないようです。こちら実際に試してみました。

まずはOpenSeaのドキュメントに記載のあるownerをTransfer Ownershipで転送してみます。Transfer Ownershipを実行することで、ownerを新しいownerに設定することができます。

Transfer Ownershipは下記のようにRemixから実施するか

検証ずみのコントラクトであればEtherscanから実施するとやりやすいです。

こちらがTransferOwnershipを行ったトランザクションです。

TransferOwnershipを行った後にEtherscanで確認すると新しいアカウントがオーナーとして設定されています。

しかしながら、OpenSeaはどうやらTransferOwnershipを行っても自動でCollectionの編集権限が移行しないようになっているみたいです。

新しいオーナーアカウントでログインしてアクセスしても

編集機能が表示されません。

もしかしたら、注意点についてもそのうち改善される可能性はあるかもしれませんが、現時点ではいくつか注意点があるのでお気をつけください!それでは、読んでいただきありがとうございました!

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