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EAGLEで基板を作成してメーカーに発注するまで
概要
EAGLEでの回路、基板作成の日本語ドキュメントが少なかったので作成した。
ほぼほぼ自分の忘備録です。
適宜更新します。
基板完成後から、ガーバーデータ出力、JLCPCB発注までは一瞬でした。
1.プロジェクト作成
2.シンボル登録
3.回路図作成
4.基板作成
5.ガーバーファイル出力
5.1 ガーバーファイルを出力
- .brd画面で
CAM Processor
を選択する - テンプレートから任意のテンプレートを選ぶ(今回の場合には
template_4_layer,cam
)- この時
Export as ZIP
にチェックをいれておく
- この時
-
Process Job
を選択して、以下を出力する- Assembly(各パーツの座標データ)
- DrillFiles(ドリル座標データ)
- GerberFiles(配線、シルク、レジスト、メタルマスクデータ)
5.2 実装図を出力
Top面
- .brd画面でVisible Layersを選択する
-
20 Dimension
,21 tPlace
,26 tValues
を選択する -
Print
のアイコンをクリックし、PrinterでMicrosoft Print to PDF
を選択 - 適宜パラメータを調整して出力
Bottom
- 基本はTopと同じ手順
-
20 Dimension
,22 bPlace
,27 bValues
を選択する -
Print
のアイコンをクリックし、PrinterでMicrosoft Print to PDF
を選択 - 適宜パラメータを調整し、Optionで
Mirror
にチェックを入れて出力
5.3 回路図を出力
- PDF出力したい場合、.sch画面で
Print
のアイコンをクリックし、PrinterでMicrosoft Print to PDF
を選択 - Orientation:
Landscape
- Alignment:
Center
- Area:
Full
- Scale factorを適宜調整
- その後OKをクリックして出力する
OptionでCaption
を選択すると保存ディレクトリ、日時、scale factorが印字される
5.4 BOMを出力
- .schもしくは.brd画面で
File
->Export
->Partlist
で出力する。その際に、拡張子(.csvもしくは.txt)を付けたほうがよい
6.基板メーカーに発注
JLCPCB
基板+ステンシルのみ
- JLCPCBのサイトに行き、ログインする
- Instant quoteをクリックし、見積もりの画面にいく
- 'Add gerber file'をクリックして、先ほど5.1で作成したガーバーファイルのZIPファイルを選択する
- データがインポートされ、基板データが表示される
- 各種設定を選ぶ(PCB Qty, PCB Thickness, PCB Color, Outer Copper Weight, Surface Finishなど)
- 基本的にはデフォルトの設定が一番安い。
- 表面処理やレジスト色などの設定値の詳しい説明は
?
をマークをクリックして確認する
- PCB Assembly(部品実装)やStencil(メタルマスク)を追加で購入するかどうかをチェックをいれる。必要な場合それぞれの設定も行う(このときはメタルマスクを作りました)
- 全部の設定が終わったら、
SAVE TO CART
をクリックして結果を保存する -
VIEW cart
から支払いSecure Checkout
を行う - Shipping Addressを入力する
- Shipping Methodを選択する
- 現時点ではOCS Expressが一番安かった(1892円) - カード番号を入れて支払いを行う
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