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IT系の資格ってどんなのがある?

2023/10/21に公開

はじめに

IT業界では、新しい技術やサービスの登場に伴い、多様な資格試験が増えており、全体像を把握するのが難しくなっています。
この記事では、どのようなIT系の資格があるか、自身で取得したものを中心に紹介していきます。

資格取得の目的・メリット

  1. スキルアップ
    • 資格化されているものは体系的に学びやすい
    • 目標が明確で取り組みやすい
  2. スキル証明
    • 「これが出来ます」というのを示しやすい
    • 継続して勉強していることのアピールにもなる
  3. キャリアアップ・給与アップ
    • 昇給や昇進、転職のアドバンテージになる可能性があります
    • 会社によっては報奨金や資格手当があります

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自己紹介

主にバックエンドエンジニアとして、IT業界で10年以上働いています。
今まで取得して資格は以下のようなものがあります。

  • 情報セキュリティスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • エンベデッドシステムスペシャリスト
  • AWS Certified Solutions Architect - Professional
  • AWS Certified DevOps Engineer - Professional
  • GCP Associate Cloud Engineer
  • Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8
  • Oracle Certified Expert, Java EE 6 Web Component Developer
  • HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 / 2
  • UMTP-L3
  • Certified SAFe 5 Scrum Master

etc...

資格の種類

資格は大きく分けて、「国家資格」「民間資格」の2つがあります。

国家資格

知名度や信頼度としては、一番高いものになります。
言語や製品に依存しない知識を得られるため、万人におすすめできます。

例:

  • 情報処理技術者試験
  • 技術士
  • ウェブデザイン技能検定

民間資格

プログラミング言語や特定の分野に特化した知識を証明できます。
知名度や信頼度は提供団体に依存します。
有効期限が設けられている場合が多く、数年ごとの再受験が必要となります。

例:

  • LPIC/LinuC
  • HTML5プロフェッショナル 認定
  • G検定

ベンダー資格

民間資格の中でも、製品やサービスの提供企業が自社製品のユーザーに対して技術を認証することを目的としています。
クラウド系の資格などは考え方など応用が効く部分もありますが、基本的には製品に特化したものとなります。

例:

  • AWS認定試験
  • シスコ認定試験
  • Salesforce 認定資格

各資格の難易度

受験者のバックボーンにもよるので単純な比較はできませんが、
主観では、以下の順番で難易度が高くなります。

  1. 技術士 (超難関)
  2. 情報処理技術者試験:高度試験
  3. 民間資格:Professionalなど最上位
  4. 情報処理技術者試験:応用情報処理技術者

スキル標準ユーザー協会がITSSレベルと資格のマッピング表を公開しており、これも一つの目安となります。
また、どんな種類の資格があるのかを見るのにもおすすめです。
https://lpi.or.jp/doc/ISVMap.pdf

オススメ資格の紹介

知名度・汎用性を重視しして、オススメできる資格を紹介します。

情報処理技術者試験

ITについての汎用的な知識を体系的に学ぶことができます。

特徴としては、

  • 国家資格であり、他の資格と比べて知名度は圧倒的に高い
  • 民間資格と比べて受験料が安い (執筆時点で7,500円)
  • 高度試験は細かくカテゴライズされており、自身のキャリアにあったものを選択することができる
  • 応用情報技術者以上は、春と秋の年2回開催

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https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/list.html

LPIC/HTML5 Professional

LinuxやHTMLの知識はソフトウェア開発をする上で必須と言えます。
ベースの知識を深めるために取得しておいて損はありません。

Oracle Certified Java Programmer (他、言語系の資格)

プログラミング言語系の資格は1つ取っておくと良いです。
1つの言語を網羅的に学んでおくと、他の言語にも応用が効きやすくなります。

AWS認定試験

ベンダー資格は、基本的にその製品を使っている場合のみ、必要に応じて取得すれば良いです。
例外的に、AWS認定資格は以下の理由からおすすめできます。

  • クラウド系に共通する思想を体系的に学ぶことができる
    • クラウドの知識自体がほぼ必須になってきている
  • AWSが積極的にプロモーションを行なっており、ベンダー資格の中では圧倒的に知名度が高い
  • 一時期と比べると落ち着いてはきたものの、世間的な需要が高く評価されやすい

https://aws.amazon.com/jp/certification/

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