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エンジニアになった元借金取りが応用情報に合格する話

2023/10/02に公開

私について

Laravelを主とするWebアプリケーションエンジニア
新卒では消費者系金融機関に就職し、借金取りをメインに行なっていたが、異世界転生を果たす。

受験時のスペック

Webアプリケーション開発経歴2年。
なんちゃってPMO1年。
ITパスポート・基本情報なし

なんでいきなり応用情報受けたの

自己満足になると思ったから

Webエンジニアとして生計を立てているものの、IT業界に異世界転生にできた理由がよく分からず、自分がエンジニアなのか自分でわからなくなっていました。
なにか目に見える形に残すことで、自分がITエンジニアであることを証明できる気がしたからです。

基本情報は受けなかったの?

年齢的に(当時27歳)基本情報を取得しても、↑の自己満足は達成できないのではないかと考えました。
また、もともと金融周りを得意としていたので、経営戦略などの文系科目では、十分に通用する知識があると自負していました。

試験の成績

(めっちゃぎりぎり。。。)

使用した教材

使用したのは紙のテキスト1冊とUdemyの教材2つです

  • キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者令和4年
  • Udemy 現役講師が教える【応用情報技術者試験 午前版】講座
  • Udemy 現役講師が教える【応用情報技術者試験 午後講座

勉強期間

申し込みから試験本番までの3ヶ月

最初の2ヶ月

  • 通勤電車でキタミ式を眺める
  • この期間で自分の苦手分野を洗い出し、時間をかけるべきところ・自分の実力で挑むところ()を取捨選択しました。
  • 自分の場合は、数学・経営戦略・PMは今までの経験・実力で挑むこととし、ネットワーク・セキュリティを重点的に勉強することを決意しました、

1ヶ月前~1週間前

  • 過去問道場をひたすら解き続ける
    • 安定的に70%を取れるようになるまでひたすら演習。
    • 苦手分野についてはキタミ式を見ながら、理解を深めていく。
  • 午後の選択問題を決める
    • 文系科目が得意のため以下を第一候補にする
      • 経営戦略
      • システム監査
    • その他の候補として以下を第二候補にする
      • 情報システム開発
      • PM
    • 当日の試験の出題内容で臨機応変に変更は検討する。

1週間前~試験前日

この期間はかなり追い込まれていました。
仕事の時間以外は勉強していました、ご飯食べながら過去問道場を解いてました。

  • 午前問題の総復習
  • 午後問題の演習
    • Udemyの教材を参考に過去2,3年分くらいの演習を行いました。

試験当日

会場まで

自宅から電車含めて30分程度の千葉県の某大学で受験をしました。
会場には、以下を持参しました。

  • 筆記用具
  • キタミ式テキスト
  • 1本満足バー
  • カロリーメイト(チーズ味)

お昼ご飯にたくさん食べると午後試験の集中が怪しいので、当分と必要最低限のエネルギーを補給できる状態にしました。

高校時代部活の顧問に言われて思い出していたこと

「10回戦って10回勝てるようになる必要はない。10回戦って3回くらいは勝てるようになれ。そして本番でその3回を引き寄せろ。それがチャレンジャーだ。」
↑このメンタルで戦ってました。なので、もう一回試験受けたら多分落ちます()

(余談)後々これは黒子のバスケの引用ではないかと言われ、顧問への疑惑が浮かび上がったのは別の話。

午前試験

時間いっぱい制限時間を使用して問題を解ききりました。
自己採点はするべきではないと思いつつ、お昼休憩に予備校の回答速報を流し見し、合格を確信しました。

午後試験

全体を眺め、「システムアーキテクチャ」を急遽選択することにしました。
理由は、問題内容がコンテナ型開発であり、普段Docker開発を行う自分にとって当たり問題と判断したからです。

試験後

自己採点した結果を踏まえ、当落線上ギリギリだなーと思いながら約2ヶ月を過ごしました。
試験直後はなんとかなるやろーと思っていたものの、発表間近の12月中旬頃には完全に自信を失っていました(笑)

結果発表の瞬間は、上司とランチに行っていたのですが、上司の話そっちのけでIPAの画面を開いていました(笑)

ともかく、奇跡的に合格し、履歴書に少し花を添えることができました。

受験したあとの感想

とりあえず諦めなくてよかったに尽きます。
本来合格者と名乗ってよいのかどうかのエンジニアレベルだとは思いますが、資格という形で残すことができ、とても満足しています。
また、ある程度はなんとかできるという自信を持つことができたのも大きな収穫でした。
今後資格勉強という形で継続していくかは未定ですが、機会あればまた何かに挑戦してみようと思います。

以上

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